出版社内容情報
広島に原爆が落とされた日の朝から、数年間にわたり丸木夫妻は、人びとのこと、街の様子のことなどをスケッチしつづけました。 小学校低学年~一般
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
モノクロームのスケッチの中に、原爆への怒りと悲しみが淡々と描かれていました。忘れてはいけない記憶が、渾身をこめてかたられています。2023/07/03
いっちゃん
13
私の原爆のイメージは、はだしのゲンにある。だから、他の本を読んでも、あぁやっぱりこんな風なんだと思う。同じ日本で、こんなことが実際にそんな起こったことが信じられないほど今は平和。でも、核実験をやってるんやもんね。落ち着かないな。2017/09/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
原爆の図を基にアーサービナードさんが紙芝居を制作された。基を知るとより伝わってきます。2019/06/04
にたいも
6
〈ピカは人がおとしたのじゃ。人がおとさにゃ、おちてこん〉原爆前後の広島で見聞きした様々な出来事を白黒の絵とわずかな言葉で綴った世界で最初の原爆絵本『ピカドン』。初版本は1950年に発行されたが、まもなく占領軍に発売禁止命令を受けたとのこと。知るのが許されなかったというのが恐ろしい。2023/10/09
Hisashi Tokunaga
3
1950年が初版の意義を考えなくてはならないだろう。2015/08/27
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- 和書
- 〈地域〉から見える天皇制