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内容説明
絶対に誰にも言えない、本当のことだけは。もう、引き返せない。勇気をくれたのに。希望をくれたのに。なぜ、そんなことを――。薄井(うすい)殺害の疑いをかけられ、ハルは崖下に転落。だがそのことにどうしても納得がいかない今野(こんの)は、ある「事実」に気づく。一方、日向(ひなた)は救助のヘリに気づきながら、その存在を握りつぶす。静かに高まる緊張の中、「真実」はついにその姿を現す――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie
8
再読。うーん…。やっぱりってのとわかったあとの行動に対する衝撃が。歪んだ部分が哀しくなる。2014/01/11
銀雪
4
まさか、あんな細かいところがキーポイントになっていたとは……!まったく先の展開が読めず、あの子も殺されちゃうのかと思ってヒヤヒヤ。水希と日向の関係はようやくわかってよかった。この漫画は短期間の出来事を描いた物語だけど、バス会社や学校の描写はもっと出てくると思ってたから、もうすぐクライマックスらしいのがちょっと意外。それにしても、震災後にこの作品を読んでみると、「生」への執着がより生々しく思えてくる。2011/07/20
ゆーちゃん
3
見た目や雰囲気だけで決めつけてはいけないということを改めて感じました。ちょっとしたウソがあとで取り返しのつかないことになるとは…。2014/01/01
みやび
3
あぁ!ヒナタがぁ!もう、めちゃくちゃだ。ひとつの嘘が嘘を重ねていく。事故が殺人になって行く。悲しい。何でみんなで力を合わせられないんだ?神矢が、頼もしい。なのに、神矢まで刺された時は思わず、「なんでぇぇぇ?」と叫んでしまった!ヒナタ落ちちゃうの?嫌だ。今野のヒナタへの想い、切なかった。恋愛ではないんだけど、仲間としての想い。悲しい。に、しても、このまんが、スルスル読めてしまう。2013/06/18
チューリップ
3
面白いけど、鎌の隠し場所については、そこだと確実に怪我するだろうと突っ込みたくなった。嘘をつき続ける事で、取り返しがつかなくなっていくのはちょっと悲しいな。やってしまった事はあれだけど、真実を口にする事が出来たんだし、最後に多少は救われてほしいなあと思った。2011/09/03