内容説明
銃器密売組織の男が護送中に殺された。凶器はSAT狙撃班が装備する最新型ライフル。白昼堂々の犯罪に潜むメッセージをさぐるうち、五年前の立て籠もり事件が浮上する。暗殺者の次なるターゲットが銃弾に倒れる前に、真の黒幕へとたどりつけ──施設育ちの青年探偵と、予知夢を見る美少女、変装自在の女探偵、元敏腕刑事のボス……最強のチームで送る人気絶頂シリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
175
最初の引用「自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程でもっとも頑強な障害となる。これほど馬鹿げていて根拠のない考えはない。J・G・ホーランド」の出典確認中。軽文学。軽い話かと思って敬遠していた。1を読んだので再度手にした。登場人物の説明と前回の粗筋を載せるとよい。参考文献が1より少なく課題の深掘りがなく表面をなぞっている感じ。読む前は設定に現実味がない気がした。読んでいくと著者にとってこれが現実かも。登場人物に特徴があり、話が気になる。参考文献一覧作成。http://bit.ly/15Cj49M2013/06/04
りゅう☆
78
失踪した恋人鳥居を探してほしいという女性が山懸の元上司郷野に連れられて来た。また一緒に来た鳥居の娘は母親を失った精神的ショックを受けている。そして志乃が彼女に触れた時、再び誰かが死ぬ悪夢を見た。立て籠もり事件で発砲命令が下されず独断で犯人に引き金を引いたが間に合わず、犯人が自爆し大勢の犠牲者が出た5年前の事件を引きずっていた鳥居。関係ない人たちの命より犯人を守ろうとする社会に不信感募る。そして志乃の見た夢の通り射殺事件が起こる。鳥居はどこにいるのか?内通者は誰なのか?そして三度、志乃の夢が現実になろうと→2019/10/14
扉のこちら側
65
初読。2015年1241冊め。個性的なキャラクター達の活躍するシリーズ物としての安定感、お約束感と、著者特有のスピード感ある物語展開。毎回何台のバイクがダメになっていくのだろうか。2015/12/26
Yuna Ioki☆
46
1427-123-30 天命探偵シリーズ第二弾。最新刊「アレス」を読む前にシリーズ最初から再読中。昨今の凶悪犯罪に対しての警察の対応にあくまでもかる〜く警鐘を鳴らしてるかのような一作。今回真田が壊したバイクは2台+おそらく白バイ1台の合計3台(笑)シリーズ通算5台。バイククラッシャー真田ここにあり(笑)2016/05/12
Yuna Ioki☆
46
958-161-3相変わらずスピーディーな展開とバイクぶっ壊し王の無鉄砲真田に減らず口の公香の二人をを適当にまとめる飄々とした山縣。成長が著しい上に意外に頑固な紫乃が探偵社の頭脳としての初仕事。ラストは男は黙って行動派の鳥居さんまで探偵社に加わり今後がますます楽しみな構成に。オブザーバー的な柴崎さんもハチャメチャ警官として頑張っていただきたい(*´∀`)2015/05/03