新潮文庫<br> ファントム・ペイン―天命探偵 真田省吾3―

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新潮文庫
ファントム・ペイン―天命探偵 真田省吾3―

  • 著者名:神永学【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101336732

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内容説明

麻薬王“亡霊”の脱獄。それは凄惨な復讐劇の幕開けだった。予知夢を見る美少女・志乃が予言する仲間たちの死。追いつめられる探偵チーム。そして、明かされる山縣と公香の過去。狂気の王が生み出す怨嗟の螺旋は、警察や公安をも巻き込み、関わった者すべてを奈落の底へと突き落とす──。未だ曾てない絶望を前に、真田は運命を変えることができるのか。絶体絶命のシリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

126
3作目で、チーム山縣の女性2人、男性2人の行動にまとまりができてきた。理子というのが公香の元の名前であることがでてくる。河合が元暴走族、山縣に恩義がある。バイクを販売、提供する。池田公香に好意を寄せる。最後に河合に活躍させるか、顔を出させても。著者は男性に冷たいかも。単行本では重要な犯罪者が主要登場人物に上がってなかった。3作目から読み始める人用に人物案内、参考文献一覧作成中。http://bit.ly/16SQWTK。2013/06/08

りゅう☆

76
山縣が刑事を辞めた理由とは?愛した女が死んだ?皆川と組んで麻薬ボス黒木に向けた銃声の行方は?ある日、娘恭子の素行調査の依頼を受けた真田たち。彼女の危機一髪を救ったものの何か起こりそう。だって黒木が脱獄したから。そして志乃が再び見た悪夢。山縣に暗澹たる予感。また恭子に過去の自分を重ねた公香は冷静さを欠く。公香の過去の重いこと。よくぞここまで立ち直った。自分が決着をつけなければと山縣も公香も単独行動に出るも死が迫る。真田ならきっと助けてくれる。そう信じながらもハラハラ。そして意識し始めたラブの行方も気になる。2019/10/18

扉のこちら側

66
初読。2015年1242冊め。もう何台バイクが壊れるかという突っ込みはやめよう。警官をあっさり殺してしまう亡霊が簡単に真田にボコられるのにちょっとつっこみたい。真田も毎回不死身だしなあ。高校生の薬物問題なんかも周囲で実際にあったので、別世界の話ではないのだな。2015/12/26

nins

55
天命探偵シリーズ第3弾。今回はまた今まで以上の絶対絶命のピンチの連続。話のスピード感は抜群で一気に最後まで読ませる。亡霊と呼ばれた男の脱獄から始まる復讐劇。避けられない殺人、そこに真田と仲間達が巻き込まれていく。山縣と公香の過去からの呪縛。志乃の予知する倒れる仲間の姿。真田は皆を守るため走り出す。極限状態で知る真実。定番?となっているバイク大破も息抜きにならないくらい次から次へピンチの連続。前作からの心強いサポートとして鳥居さんも参戦。最後まで飽きさせない怒涛の展開。さらに続くこのシリーズ、次も楽しみ。2012/09/12

Yuna Ioki☆

44
959-162-4 天命探偵シリーズ第三弾。毎回バイクを壊しマクリ「バイク大破。オレズダボロ」とは言うものの命に関わる怪我をしない上に免停にならない真田には笑えるw過去に傷のある人間たちのチームのようです。今回は公香が主役。あんな過去がありながら、山縣の強力なバックアップがあったとはいえきちんと立ち直れた公香はすごいなあ。このシリーズで一番好きなのは冷静で頼りになる助っ人鳥居さん。これからはもっと活躍させてほしい人物。2015/05/03

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