ハヤカワ文庫SF<br> 星の光、いまは遠く (下)

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫SF
星の光、いまは遠く (下)

  • ISBN:9784150118143

ファイル: /

内容説明

ハイ・カヴァラーンの四大連壕のひとつ、ブレイスから追われる身となったダーク・トラリアンは、グウェンとともに、AI制御の巨大都市チャレンジに身を潜めていた。だが、追跡術に長けたブレイスのマンハンターは容易に足取りをたどり、ふたりに迫っていた。果たして、ダークとグウェンはこの危険極まるデス・ゲームを生き抜くことができるのか……。米SF界の巨匠がロマンチシズム溢れる筆致で描いた、伝説の第一長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

19
 ジョージ・R・R・マーティン、いいね。「氷と炎の歌」シリーズ(なかなか新作が出ないけど)もいいけど、本作は初の長編ながら、とても面白かった。ラストは、これで終わり?と読了直後は思ったけれど、だんだんと、これはこれでいいのかもと感じている。著者が創り上げた宇宙。もっと味わいたいよね。2024/11/09

mejiro

10
カヴァラーン人の社会は古式ゆかしく封建的で、主人公は彼らに反発する。だが、話が進むうちに最初の印象と違う様相が見えてくる。元恋人と主人公の複雑な関係、彼女の苛立ち、彼の迷いなど、登場人物の心理描写も見どころ。内容を詰め込みすぎて、並の作家ならストーリーが破綻しそう。分厚い物語をしっかりまとめる手腕に感嘆した。ただ、痛快な小説ではないので好みは分かれるかも。読了直後はラストが唐突に感じたが、ある星の終末、新たな神話のはじまりを予感させて余韻があった。訳者あとがきがよかった。 2017/09/27

けいちゃっぷ

6
なんとか読み終えた。 ダークとグウェンとヴィカリーの三角関係も鬱陶しいだけだったし、数々の名作へオマージュを捧げたと言われてもピンとこなかったし、ラストもなんだかな。 368ページ 2013/07/31

Saiid al-Halawi

6
正直ここまでプロットを広げてるんだったらそれこそ『氷と炎の歌』と同じくらい、せめてこれの倍くらいボリュームあった方が盛り上がるんじゃないかなって思った。アクションとか要らないから。2013/01/26

46neko

5
処女長編だそうです。全体を覆う雰囲気が重くて途中で止めようかと思ったが、最後まで読んで良かった。ラストのダークの選択に霧が晴れたような気がした。(結果は言わぬが花なんでしょう)心に残る印象深い作品でした。2024/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3317371
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす