内容説明
継父にうとまれたせいで、ローラは十六歳のときから自活の道を歩むしかなかった。医師になる夢を実現した今では、国際救護団体(GAO)で医療支援に携わっている。財政破綻のために医療制度が崩壊しているアルゼンチンには、ラ・クリニカという意欲的な病院がある。そのことを知ったローラは四人のチームでアルゼンチンに来たが、せっかくの支援活動を邪魔する者が現れた。ラ・クリニカの設立者で院長でもあるアルマンド・サラザールだ。彼はローラを部下扱いし、支援チームを医療現場から遠ざける。しかし、それは彼女を襲う試練の幕開きに過ぎなかった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは、医療現場を描いたロマンスをお届けしています。アルゼンチンを舞台にした本作は、究極の状況に置かれた主人公たちの物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
2
周囲から見れば出会ってしまえば惹かれあうのは当然、というヒーローとヒロイン。共に医師で高い理想を掲げ、それを叶えるための医療技術も知識も、厳しい現場でへこたれない肉体的&精神的なタフさも持ち合わせている。つまり、似た者同士?人もうらやむようなゴージャスな人なのに恋愛に対してだけ不器用で、相手に恋を打ち明けられないのもかわいい。コミックを先に読んだので、ヒーローが岩崎陽子さんの絵で再生され、実に楽しかった。ヒーローに憧れつづけ、どうしても超えられなかった分屈折した愛情を抱いていたいとこは可哀想な気がした。2014/01/03
びわ
2
ハードな場所で医療に励む二人。ヒーローはさっさと告白しとけばよかったのにねー。まあ、ヒロインもにぶいのかな?2013/10/14
akiyuki_1717
1
ヒーローの従弟が色んな面で揉め事を起こし、ストーリーが進んでいきます。ヒーローが寡黙なのはいいけど、ここまで何考えてるか分からないと、妊娠中の情緒不安定な女性は、付き合いきれないかもね。医師なんだからそのくらいは理解してあげて欲しかったな。優秀な医師は私生活では言葉足らずなのかしら。ヒロインは不幸な少女時代を過ごしてきたのに、自分の幸せにはあまり貪欲になれないタイプで、二人してはっきり言葉にしないのが、もどかしかった。2015/08/29
Mari
0
★★☆2012/01/29
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