まんが原発列島 (増補版)

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まんが原発列島 (増補版)

  • 著者名:柴野徹夫/向中野義雄
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 大月書店(2011/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784272330669
  • NDC分類:726.1

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内容説明

22年前に原発震災の危険性を指摘した警告の書を増補・復刊。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★YUKA★

41
1989年に発行された本書ですが、震災時の事故の様子が、あまりにもリアルで予言書のようでした。 実際は予言でも何でもなく、以前から危惧されていたという事ですよね。 ドラム缶を運ぶヘリコプターや、記者の尾行など事実なのでしょうか。とても怖い話です。2017/10/20

更紗蝦

4
初版は1989年ですが、地震による原発事故(の可能性)をかなりリアルに描写しています。電力業界からマスコミへの圧力、原発作業員の下請け構造、捨て場のない放射性廃棄物、地質学を無視した原発立地計画…等々、原発に関する様々な問題に触れていますが、何よりポイントが高いのは、日米原子力協定に言及している点です。日本のエネルギー政策が、アメリカの核戦略の影響下にあることを、分かりやすく説明しています。それにしても、定食屋の主人は、やたらに事情通だったり、尾行を巻くテクニックを知っていたりして、ただ者じゃありません。2013/08/04

coolflat

2
2011年までに読んでおきたかった本である。原発の問題はもちろんなのだが、それよりも原発業界の問題を鋭く描いている。交付金漬けの立地自治体、元請けからひ孫請け終には末端作業員に至るピンハネの問題、その構造に深く入りくむヤクザ、過酷な被曝作業、相次ぐ事故隠し…、原発事故の件は、正に福島を髣髴とさせるほどリアリティがある。そしてこの漫画でも日米原子力協定に触れ、その上、アメリカの思惑もちゃんと描いている。“濃縮ウランと抱き合わせで原子炉を外国に買わせ、自力で開発できないよう、技術や施設の面倒は米国が見る”と。2013/07/07

doremi

2
1989年のを復刊です。原発の暗部を描いています。事故描写もあります。それが、現実にかなり近いのでびっくりです。劇中では、政府は即座に避難させていましたけど。ゆっくりとはいえ、人間の命をかすめ取って発電というのは、広く議論しなければいけないかと。まんがとしては、ちっとなデキです。制空戦闘機が対空ミサイルを原発に撃ち込んでいたり、制御室にマスコミ入れたりとか。あと、LET IT BEの歌詞利用の許諾が見当たりませんが、大丈夫でしょうか。 2011年 C0036 \1200. 1989 20112011/07/16

たくわっき

2
原発が36基だったころの本。夢が正夢に・・・。全くうれしくないです。2011/05/31

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