シルフコミックス 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち（３）

著者名：宝井理人/壁井ユカコ

KADOKAWA（2014/04発売）

• ISBN：9784048703987
• NDC分類：726.1

内容説明

ちょっと変わった住人が集まる不思議なアパート「ホテル・ウィリアムズチャイルドバード」、通称“鳥籠荘”。住人の１人、画家の有生は利き腕に怪我をしてしまい、モデルのキズナは成りゆきで身の回りの世話をすることに。段々と有生に惹かれていくキズナだが、ある日、自分が死んだ有生の恋人・皆子の代替品に過ぎないことを思い知り、有生とケンカになる。そんなキズナを、有生の従兄弟・由紀はデートに連れ出すが、帰り道でトラックと衝突事故を起こしてしまい――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こいけ]

ついに最終巻！浅井を選ぶとわかっていても由起を応援してくなる。由起ってチャラチャラしてるのに、しっかりしてるところはしっかりしてるし…面倒見が良すぎるのか。完璧よりも危うさがある男の人に女の人は惹かれるのはあるあるだよね…。でも、本当は強がりな部分もある由起が愛しく思えてきた最終巻でした。チビ達も可愛かったし。Ｗ母も出てきたり、宝井さんの美麗キャラをたくさん見れて幸せでした♡できるならＷ父も見てみたかったな。あと、由起が女装を始めた理由やバイト先、足長おじさんたちのエピソードも気になる。本編読もうか迷う。

2015/01/05

[英知＠マンガ専用]

最終巻だったのですね・・・。最後まで不思議漂うマンガだったのなぁ～。登場人物がメイン以外顔をはっきり描かれないのが、ちょっと怖かったんですが；浅井さんよりも由紀が良いよ、由紀が。とずっと思いながら読み終えましたｗ

2011/04/30

[ちむに]

軽症で済んだキズナと由起。頬へのキスをキスシーンだと勘違いした有生。停電のエレベーター。再びのバイト。Ｍの影像。ひよりとこかげ。有生と由起の喧嘩。絵を貰ったキズナ。有生の留学話。由起からの告白。キズナは足長おじさんの養子に。和解と新しい約束。新オーナーとしてのキズナ。再会。最後のキズナの表情の変化に胸キュン…！これは原作読まねば。

2014/08/29

[ネオン]

有生とユキちゃんの兄弟が可愛い！足長おじさんの支援の話ってこれまであったっけ？てっきり本家足長おじさんのジルーシャのごとく実は支援者が〜というドッキリが待っているのかと思ってたけどそうじゃなかった。綺麗にまとまってはいるんだけど、小説に出てくるらしい人物がチラッと登場してフラグ回収しないままな部分も多いため少々消化不良。最後までユキちゃんのバイトが何なのか気になった。

2014/04/15

[ゆずの]

原作では他のキャラとか色々出てるっぽいんですね。３人に絞ってるからだったのか、なんかタイトルにしてもなんか物足りなさというか違和感が残るような感覚だったのは。普通に綺麗に終わってはいるけど、そこに感動があるわけでもなく、「あ、終わったな」って受け入れられて終わってしまうところがもったいない。

2012/07/08