内容説明
実業家のラフィクは、王位を継ぐ兄カリーフの戴冠式に出席するため、クセイ王国へ向かった。ラフィクは久しぶりに母親の暮らす宮殿を訪ねたが、そこで付添役の女性をひと目見て、驚きのあまり言葉を失った。いったいなぜ、セラがここにいるんだ?十一年前、ラフィクとセラは深く愛し合っていた。それなのに、彼が不在の間にセラは理由も告げず、さっさと別の男と結婚してしまったのだった。遠い記憶がよみがえり、ラフィクの胸に鋭い痛みが走った。彼女からの愛など欲してはいない……だが償いは必ずしてもらう。■シークたちの華麗な恋愛模様を描いたシリーズ〈シークの憂い〉の第3話です。十一年ぶりに再会したかつての恋人は、未亡人となっていて……。動揺するラフィクの身にさらなる事件が!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
トリッシュさんの作品の中では面白い方だった。ただやっぱり今回はヒーローが単純で、よくこんな浅はかな考えの持ち主がオーストラリアで成功できたと、不思議に思った。自分の生まれ育った国の結婚制度がどういうものかを理解しておらず、ヒロインが裏切った理由も考えずに復讐心に燃えるヒーローが愚かすぎて、母親も11年も放置せず、もっと早くに助け舟を出せただろうに…面白いんだけど、ツッコミポイントの多い作品でした。ヒロインは本当に苦労してきたのに、ボンクラヒーローのせいで更に精神苦痛を与えられ、かわいそうの一言でした。2016/03/23
MOMO
1
ラフィク君。あんた自分の国の女性の結婚事情をわかってるはずなのに、何であんな勘違いを起こしたんだい?おばちゃん理解に苦しむわ・・・。第一、従兄弟っていっても仮にも王位継承に席を並べるあんたが、いっくら権力者とはいえ他の人間に負けると考えるのも、いまいち納得いかないしさぁ・・・何より、自分の父ちゃんの性格考えたら、想像つくはずでしょ?そしてなにより、何でリハナ母ちゃんがそのことをラフィク君に教えてやらなかったのかが不思議でならない・・2011/06/19
くろうさぎ
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シリーズは読んでなくて、単独読み。父親のやり方が嫌だったくせに、、自分の気持ちばっかり優先で相手の気持ちに気づかなかったヒーロー。結局、再会しても最初は復讐してやろうとしか考えてなかったヒーロー。軽率すぎる~~~!2013/07/21
Mari
0
★★★2012/01/16
みろん
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過去にヒーローを捨てたことがある未亡人と、11年前にヒロインに裏切られた実業家とのロマンス。 完結編となる次作を読まないと、大団円を迎えて終結しない感じ。 今までろくに登場しなかった三男がどう決着つけるのか気になるところ…。2011/04/16




