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内容説明
江戸時代初期、幕府が開かれた直後はまだ地方では小さな国同士の争いが起こっていた。その中のひとつ、士々国の武家で育てられている中谷霖太郎は、父親が戦で背中を斬られて死んだという不名誉な噂で他の武士から蔑まされていた。それでも霖太郎は親友の府介と共に、その幼い胸に武士の誇りを刻み、まっすぐ生きようとする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ＠いつも心に太陽を！
16
大好きな『ふたつのスピカ』の作者である柳沼さんの新作☆前作とはがらっと舞台となる世界が変わっているけど、キャラたちがみんなまっすぐなとこは同じで好みの作風はそのまま！ときおり『ふたつのスピカ』を思い出させるような書き込みににやりとしつつ、１巻はまだまだ序章といったところなので早く続きを読みたいかな(´ω｀*)泣く場面はないと油断していたので最後の塩むすびのくだりでうるっときてしまった〜(>□<*)2011/07/03
緋莢
8
江戸から北へ遠く遠く離れた士々国。父親が戦で背中を斬られ死んだ事から、“退散侍”と呼ばれ、蔑まれる霖太郎。遠くの村からやって来て、青風塾に入った府介と仲良くなり・・・2015/05/05
ma2ma2
8
前作の宇宙から今度は江戸物！１巻でも登場キャラが良い感じ。伊都さんのわが道を行く行動も面白い。最初に５年後が語られてるあたり、今後の成長も見どころか。2011/03/24
ササミ
6
再読。ストーリー、セリフ、絵。やっぱり柳沼さんの漫画はズッシリ胸に響くものがあります。まだ謎が多く、これからどうなってゆくのか、楽しみなようなコワいような・・。ちょいちょいスピカネタがあるのもファンには嬉しいところ＾＾知らぬ間に２～４巻が出てた事を知った、不覚＾＾；早く調達しなければ、、2013/06/19
YS-56
6
前作から1年半も経ってましたか。こんなところで時の速さを思い知るとは。今作も空を見上げたくなる独特の雰囲気はありますね。更に、雨も重要なテーマになるんでしょうかね。これから数巻かけてプロローグといった感じなのでじっくりと見守りたいです。2011/03/24
