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内容説明
藤原道長に頼まれ、彰子の世話役として御所に迎え入れられた紫式部は、彰子中宮のために、雅で官能的な絶世の美男子の物語「源氏物語」を紡ぎ始める。――輝くばかりの美貌と才能を持つ光源氏。藤壺への深い愛を抱きながら、六条御息所、夕顔、葵の上との交わりの中で光源氏は女たちが放つ「嫉妬」という名の魔物に翻弄されていく。やがてその魔物は形をなし、紫式部自身の心と繋がり、紫式部を取り巻く藤原道長や安倍晴明にまで影響を及ぼすことに――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
及川まゆみ
23
原作の前に漫画を読みました。初めて読んだ方でしたが、絵がとても綺麗でした。源氏物語を多少知っている方が楽しめます。紫式部と物語が交錯する話です。ただ、最初から「紫式部」と呼ばれていて……彼女がそう呼ばれるのは紫の上にちなんでいるからで、この時点では「式部」で良いのでは?と首を傾げてしまいました。晴明の使い方が面白いですね。なるほど、そうきたか(笑)2011/12/04
りう@ハンドメイド製作中♪
11
【借本】 とおこさんの本は商業誌じゃない時にかなり好きだったんですが、すごく源氏物語の世界観にあってて、綺麗な儚さが良かったです。2014/06/19
exsoy
11
道長若すぎてとても彰子くらいの子供がいるように見えない…2012/02/09
ちるる
11
源氏物語と作者・紫式部の思いとを重ね合わせた構成が面白い。光源氏と道長…なるほど。細かい史実との違和感は無視して楽しんでます。物語世界のあらすじは知ってるのであとは現実の紫式部と道長がどう絡んでくるのか興味深いです。しかし晴明登場には吹きましたwwなんか軽薄〜(笑)十二神将出てきとるしw画面が相変わらず美しくて特に人物の苦しみに耐えるような表情がきれいです。2011/05/08
はっちー
10
絵柄がすごく綺麗。源氏物語は名前を聞いたことがあるだけだったのですが、古本屋で漫画を見つけてわかりやすそうだし、これなら私でも読めるかもと購入。一巻しかなかったので続きが気になって仕方ないです。夕顔があんな死にかたしたをしたのには気が滅入りました。母の死と藤壺の宮樣の存在に精神的に苦しみ、それから逃避するための変わりの存在達。なんだか切ないし頭のなかぐるぐるします!2014/06/21