内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
子どもたちの読書離れとそれが引き起こす思考力・国語力の低下が深刻な問題になっているいま、学校図書館は何をしなければならないのか。子どもの情緒や知性を内面から豊かにして成長・発達を助ける読書を提供するための実践的な指導法と活動を具体的に示す。
目次
監修者のことば──シリーズ刊行にあたって
序文
第1章 現代社会における読書
1-1 人はどのように読書をしてきたか
1-1-1 読書はどのように成立するか
1-1-2 記録されたことば
1-1-3 社会の近代化と文字の使用
1-1-4 現代の読書
1-2 読む行為とは何か
1-2-1 読むことはイメージを描くこと
1-2-2 読むことは自己変革
1-2-3 読むことは主体性の確立
1-3 読むものは何か
1-3-1 読むものと読み方
1-3-2 内容と表現
1-3-3 文字とマンガ
1-4 多様なメディアと読書
1-4-1 本とテレビ
1-4-2 紙メディアと電子メディア
1-4-3 教育メディアの多様化と読書
1-5 生涯学習社会における読書
第2章 子どもの読書のいま
2-1 子どもたちはどのくらい本を読んでいるか
2-1-1 小学生の読書
2-1-2 中学生の読書
2-1-3 高校生の読書
2-2 どのようにして本を読むようになったか
2-3 どのようにして本を読まなくなったか
2-3-1 中学生
2-3-2 高校生
2-4 学校での読書の指導
2-4-1 全校的な読書指導計画
2-4-2 期待される活動
2-5 家庭や社会の読書環境
2-6 子どもの読書に関する課題
第3章 読書と脳のはたらき
3-1 脳に関する基礎知識
3-1-1 大脳の構造
3-1-2 前頭前野のはたらき
3-1-3 前頭前野と子どもの教育
3-2 脳機能イメージング研究
3-2-1 ポジトロンCT(Computed Tomography)
3-2-2 機能的MRI(Magnetic Resonance Imaging)
3-2-3 近赤外計測
3-3 読書時の脳活動
3-3-1 日本語の文章を黙読しているときの脳活動
3-3-2 古文を黙読しているときの脳活動
3-3-3 英文を黙読しているときの脳活動
3-3-4 現代文を音読しているときの脳活動
3-3-5 音読のスピードと脳の活動
3-3-6 読み聞かせと脳活動
3-4 読書活動が脳に与える影響
3-4-1 読書が記憶力を向上する
3-4-2 読書が脳のウォーミングアップになる
3-4-3 読書と計算がボケ症状を改善する
3-4-4 家庭での読書の意味
第4章 読書と子どもの発達
4-1 子どもの発達の過程
4-2 読書能力の発達
4-3 読書興味の発達
4-4 発達段階と読書
4-4-1 幼児期の読書
4-4-2 幼少期の読書
4-5 多読と味読のすすめ
4-5-1 多読のすすめ
4-5-2 多読から味読へ
第5章 読書と青年期の成長
5-1 読書と青年前期(中学・高校生)の問題点
5-1-1 読書の意義と青年期
5-1-2 中学・高校生の発達課題
5-1-3 中学・高校生の読書の現状
5-2 学校の読書教育と社会全体の取り組み
5-2-1 中学校・高校の学習指導要領
5-2-2 子どもの読書活動を進める施策と運動
5-3 中学校・高校の読書教育の課題と留意点
5-3-1 課題は解決されてきたか
5-3-2 系統的な読書教育
5-3-3 読書習慣を育てる
5-3-4 読書力の育成
5-3-5 指導上の留意点
第6章 読書と学習
6-1 読書における学び
6-2 学校教育における読書と学習――読書教育のかたち
6-2-1 ゆるやかな読書奨励
6-2-2 積極的な読書指導
6-2-3 「読書の時間」の設定(「朝の読書」)
6-2-4 手段としての読書――調べ学習のなかでの読書
ほか
-
- 電子書籍
- 打撃天使ルリ 分冊版 8 SMART …
-
- 電子書籍
- 本を食べる魔法使い【タテヨミ】第28話…
-
- 電子書籍
- 契約婚でも愛は芽生えますか?(4) C…
-
- 電子書籍
- 日本人のための 中国語発音完全教本