内容説明
「人権」を根源的に問い直し、再構築へむけて編まれた『講座 人権論の再定位』第1巻。差別、障害、老い、病い、セクシュアリティ、貧困など、私たちが直面している諸問題と、これまで紡ぎだされてきた様々な思想に照らし合わせ、人権とは何かをあらためて問い直す。
目次
第1部 現実から/現実を問い直す(グローバルな人権の課題―途上国におけるHIV陽性者運動が明らかにしたこと 障害と人権 老いをめぐる新たな人権の在り処―統治される者たちの連帯をもとに介入すること/奪い返すこと セクシュアリティと人権 貧困の犯罪化―貧者に人権はあるのか)
第2部 思想から/思想を問い直す(フェミニズムと人権―普遍性の困難の在り処 国境と人権 保守主義と人権 生命倫理と人権 安全性の論理と人権)
感想・レビュー
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【★★★☆☆】論文と言えるのか怪しいものもあるが、2部が特に示唆に富むテーマ・ネタが豊富だった。/国家に先立つ自然権が国家[共同体]によって守られているという事実からわかるように、生命が否応なく社会性を帯びている。更に言えば、国籍を有する国家の社会性を。その生の扱い(臓器提供、死刑…)には是非の価値観が社会的にも付与される。根元部分が結局は個々の議論に表出するため詰めていかないといけないけれど、現代の問題に対応する早急な法的必要性(WTO外圧…)もある。ああああ、頭痛くなってくる。悩み続けんと。2011/09/07




