- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
蘇我本家打倒のため、漢皇子と葛城皇子(中大兄皇子)、2人の兄弟は協力を誓う。漢皇子と仲間たちは蘇我入鹿暗殺計画を進め、一方で第三勢力・軽皇子と中臣鎌足たちも己の目的のために蠢動する。多くの人の思惑が絡み合いつつ、物語は後世「乙巳の変」として知られる古代日本を変えた宮廷クーデターへ向けて動き出す……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
琥珀
2
主人公だった漢が・・・。終わってしまった。漢と葛城、血族間で勢力争いが続いていたこの時代、父親違いでこんなに相手を思い合っている王族の兄弟というのはそう無いのかもしれないけれど、いいものを見せてもらった。一時的な別離と誤解の解消のくだりは少し拙い気もするけれど、漢より思い詰めたところが少ない分有る意味鷹揚な葛城の兄への慕い様は、見ていて嬉しく、読み手の心を浮上させてくれた。この兄弟のフィクション作品として、楽しみました!2011/01/30
ミリエ
2
もうちょっと長くなると思ったので、2巻で完結だったのが意外でした。てっきり漢皇子は天武天皇になるのかな? と思ってたんですけど、違った。。。2011/01/26
駒場
2
期待していたより大分面白かった。乙巳の変の黒幕は軽皇子だった説を採用して、ドラマチックに描いていたと思う2011/01/26
K
1
もうちょっと続いて欲しかった… 漢が死ぬとは予想外だった2011/07/19
マッピー
1
この巻で終わるとは…少々拍子抜け。漢皇子と野津子媛との 恋愛要素が必要あったのか疑問。2011/01/28