内容説明
通算40年以上にわたりSE(システムエンジニア)という職業に関わってきた筆者が、その経験を踏まえ「しっかりしたSE」になるための鉄則50をまとめました。「SEは非常に面白く、やり甲斐のある職業」という思いが全編に詰まっています。本書を読めば、SEの仕事を面白く、やり甲斐のあるものにするための勘所をつかめます。
目次
SEよ胸を張れ
第1部 「しっかりしたSE」の心構えと考え方(SE自身のあり方 顧客とビジネス SEの成長)
第2部 「しっかりしたSE」になる日々の心得(顧客に強くなる 技術に強くなる プロジェクトに強くなる ビジネスに強くなる ほか)
SEの将来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
galoisbaobab
4
鉄則が50もあったらアカンでしょ。ドグマは少ない方が効果的なのだよ。しかもルールっていうか・・・愚痴の裏返しのような感じが・・・。SEというより「ビジネスマンを極めようぜ」という戦前教育かな。嫌いじゃないけどどうなのかな。極めるとか極めないとかじゃないよね。 どちらかというとXP本とかアジャイル本お勧めします。2015/01/21
ペプシ
3
★★★★ 過去に読んだ時にすごい感動していつかは再読しようと思っていたけど、再読に3年以上の年月が経ってしまった。若手の時は目から鱗な内容ばかりだったけど、今読み返すと理想論な内容に感じてしまう。。。(あの時得た感動を実践できていない自分の問題でもあるが、、、)こういう本は日々の読み返し(大事な部分だけでも)の大事さを感じる。2017/12/27
cham28
3
この本を読んで復職の気持ちが強くなったわけだが、退職した今もう一度読み返してみる。別にSEに限った話でないことも多いし、PJ配属されてしばらくした1年目とかが読むと良い気がする。一番印象に残ったのは、顧客 : 会社 = 51 : 49ってとこ。このバランスはかなり大事だと思う。2011/04/05
福島 亮太
3
SEとはどうあるべきか、について著者の主張がまとめられた本。自分のキャリアを考える際に参考になります。「信頼されるSE」になるためには5つの側面「顧客」「技術」「プロジェクト」「ビジネス」「仕事のやり方」に強くなる必要がある。この分類を意識して今後の仕事を進めていこうと思う。2011/02/19
ひろっく
2
「しっかりとしたSEになる」というテーマを掲げ、それを成すになるために大事にすべき鉄則50がまとめられた一冊。鉄則23「情熱と思いで訴える」など全体を通して根性論・精神論のような印象が見受けられ、配属されたての頃に読んでいたら、全力で本著を拒絶していたに違いない。実際、技術力だけでなく様々な能力が求められているということは、SE見習いの身として理解できた。そのため、いつか自分もこうした根性や気合に頼らなければならない日が来るかもしれないと肝に命じることなった。2024/03/15