内容説明
ニューヨーク・タイムスを初め各メディアは連続狙撃犯の正体は自殺したヴェトナム戦争の名狙撃手だと報道したが、ボブは毅然と異を唱える。最大の理由は異常なまでに正確な狙撃制度だった。被疑者が持っていた旧式のスコープで、ここまでの精密射撃は不可能だった。それを可能にするのは超小型コンピュータ内臓のハイテク・スコープ〈iSniper〉だけ…。ボブはその製造販売会社の実地講習会に潜入することを決意する。スナイパーの精髄を描破したシリーズ空前の傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
43
前々作『四十七人目の男』では日本刀を振り回させ、前作『黄昏の狙撃手』ではカーチェイスをさせたりと、このところちょっとした不満があったが、今作は本来のスタイルに戻った。ボブ・リーの魅力はやはりガン・ファイトですから。類い希な狙撃手としてのボブ・リーを我々は見たいのだ。第一作『極大射程』に比肩するおもしろさ。ページをめくる手が止まりませんでした。大満足。2012/11/07
み
23
あ〜あ、とうとう戦いが終わるまで帰って来ないで…、言われちゃいましたね(^^; 2021/08/13
MJ
23
シリーズ最大の逆転劇!政治的に追い詰められるニック・メンフィス、敵に囚われ拷問を受けるボブ・スワガー。絶体絶命の危機。でも読者は知っている。最後は彼らが勝利することを。それにしても、トランプ大統領のみならず、スティーヴン・ハンターからもフェイク・ニュース新聞社と名指しされてしまったニューヨーク・タイムズ。ご愁傷様です…2020/08/01
ドナルド@灯れ松明の火
16
初期のスナイパー中心のストーリーの感じに戻ったようで、一気に読了。完璧と思われた状況的証拠をスワガーが崩していき、最後はガンマン対決と面白かった。あとがきでは最高峰との評価も。2014/05/12
まぶぜたろう
8
事件の真相は非常にシンプルで軽く拍子抜けするし、突っ込みどこも多い。必要ない描写に紙数を費やすような冗長さも目立つ。だからシリーズ中で決して上等な作品ではないが、クライマックスのプロ対プロの戦い、無理やりにでも西部劇を現在に蘇らせようとする遊び心、痛快な幕切れと、昔懐かし冒険小説の味わいはしっかりと楽しめる。スワガー・シリーズでは、ちょっとBな味、ジャンクな味のある作であった。(○○○●●)2020/03/13




