内容説明
フェシナス王国王女として公務に復帰したカルセ。彼女は任務で地方に赴いている勇者アティスのことを思いつつも、ともに王都で公務をこなす魔王ミトラスのことが少しずつ気になり始めていた。一方、魔王ミトラスは、モテモテになった姿を見せつけ、改めてカルセに自分を認めさせるため、温泉療養地トゥールに「ハーレムを作る」と言い出す。婚約者であるアティスと仲間であるミトラス、ふたりの間で揺れ動くカルセの心。だが「世界の敵」たる存在・V(クィンタス)が、魔物を率い、ついに進軍を始める――。魔王×王女×勇者のトライアングルファンタジー、風雲急を告げる第三巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei_mi
1
シリアスとギャグの落差激しすぎ。 シリアスパートの方、ちょい唐突に思えた展開があったので1巻確認したらちゃんと言及があった。 ということは著者はちゃんと計算してるってことで、これは是非最後までつきあいたい。 あとがきが… 2011/04/10
tukoteku
1
ハーレム?そんなのなかったよ。前半のほうが好みだなぁ、別物としてみれば後半も好きな作品にはなるんだけど。うまく融け合うといいんだけど。変化の形も平常につづく落差でなく、あれ?いつのまにやらといった具合。そして、あとがきィ。2010/12/01
わちゅ。
0
なんか、ハーレムを作るとか言うドタバタのコメディーから急に精霊から魔王に変化した理由など今まであった色々な疑問をといていって凄かった。2011/06/18
TSUBAKI Shin-ya
0
個人的にどことなく印象が薄いのか、前巻までの内容を思い出すのに時間がかかる。前半と後半のギャップがすごい。最後のシリアス部分でようやく謎が深まった感じ。あれ?ってことは別にハーレムなくてもよかったんじゃ?2011/06/15
指
0
前巻よりもスムーズに緩いシーンを組み込めていたのが好印象。浮いてるけど。/面白いのだが起こっていることが把握しづらい文章だと思う。2011/05/19