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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/18~2024/5/1】
太平洋南西に浮かぶ小国・ブレフスキュ島、その小さな島のホテルが舞台。陽光降り注ぐのんびりした南国ムードの中、一癖も二癖もある宿泊客達の悲喜交々ドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
51
太平洋の南西に浮かぶ小国・ブレスキュ島にある小さなホテル・ヴォイニッチホテル。寂れたそのホテルには幽霊が出ると地元の人にも有名だ。ホテルに滞在することになった青年・タイゾウ。過去に何かあるみたいだが、果たして…が導入部分。さて、表紙からもわかるように絵柄がキャッチーで、ポップで、キュートです。さぞ楽しいお話かと思いきや、不条理な世界が展開されており、陰鬱な雰囲気が漂っている。生死の垣根も精子の歪さも全てが引っくるめられており、独特の物語となっています。読み手を選ぶ作品に間違いありません。2015/06/14
exsoy
42
ワケアリしかいないホテル。ベルナの着メロ…2016/04/29
烟々羅
24
新宿紀伊國屋漫画別館のサブカルコーナでイチ推シの漫画家さん、知らない名前だったので試しに一冊買ってみた。 淡々としたテンポ、やる気のなさそうな画(←そういう画風という中立な表現です)、次々と繰り出される醒めた演出の下ネタと無味乾燥な大量流血、何度もページをめくり返さざるを得ない濃密な設定。 物憂げな男子大学生の下宿にぽんと転がっているのが似合う漫画だねぇ、うん。癖になる。 少年少女に勧められないけど、でも親の本棚に並べておいたらいつのまにか見つけてファンになってるだろうって、そんな漫画2013/07/12
みやしん
17
命と登場人物と人間関係が全力疾走で駆け抜ける。ばら蒔いた先から伏線を回収していってる。さすがシュール系漫画で名を馳せたベテラン作家。2019/05/03
星野流人
16
某国のホテルを舞台に、滞在者や支配人、ルームメイドらの巻き起こすちょっと不思議な物語。グロテスクな描写自体は絵柄からか少なめに感じるものの、人は死ぬし、薬物普通に出てくるし、主人公は脚を洗っているとはいえ堅気じゃなかったし、かなり尖った物語。それだけ尖った設定の中でもギャグ漫画らしい冴えたボケが飛び出したり、日常?漫画らしいふとした瞬間の女の子の可愛らしさが垣間見えたりと、楽しめる要素は割合盛りだくさん。オイロケ可愛いね。インランだけどね。エミリアも可愛いね。めんどくさいけど。 7/10点2014/09/06