現役鉄道員が明かす鉄道の謎 鉄道員裏物語

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現役鉄道員が明かす鉄道の謎 鉄道員裏物語

  • 著者名:大井良【著】
  • 価格 ¥586(本体¥533)
  • 彩図社(2011/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883927654

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内容説明

鉄道員をしているというと、さまざまな質問をされることがある。
「人身事故の処理は誰がやっているのか?」「電車を停めると、1億円を請求されるというのは本当なのか?」「コインロッカーの忘れ物にはどんなものがあるのか?」「駅で放送している声ってなんで変なのか?」
鉄道の世界というのは、周りから見ると不思議でつかみどころのないものに映るようだ(はじめにより)。
某大手私鉄の現役鉄道員が綴る、鉄道の真実の姿。本書を読むことで、これまで身近に佇んでいるだけだった駅や鉄道員が生々しいものに見えてくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

83
現役私鉄鉄道員が書いた、鉄道業界の裏事情。 著者が鉄道会社に入ってから新人時代に経験したことが 書かれている。 誰もが、嫌がる仕事、飛び込み自殺の後処理。 全部駅務のかたがやるらしい。レスキューは車両に挟まったりしたときに 協力するが回収をしたりすることはないという。飛び込みは 4月、5月、9月、12月が多いそうである。 そしてその損害賠償額はハンパないという。ただし 全額請求するかは事案により違うという。一番ダメなのは 踏切事故で自動車と衝突。対物保険は無制限に入っておくべし。 2025/05/08

Daisuke Oyamada

29
 人身事故の賠償の話から、トイレ事情、痴漢にまつわるエピソードなど、普段電車に乗るような生活はしていませんが、知っておいて損はないというか、とても楽しんで読むことが出来ました。 https://190dai.com/2024/09/06/鉄道員裏物語-現役鉄道員が明かす鉄道の謎-大井/2024/09/02

Tomomi Yazaki

21
ある鉄道員が書いた鉄道に纏わる裏話やタブー、そして知っていて損はない蘊蓄の数々。それは、普段から気になる人身事故の処理や賠償の話から、車掌の変な声の理由、乗車員のトイレ事情にまでに及ぶ。自動車の衝突事故は、車両修理・電気系統の復旧などで億を超える金額になるらしいけど、賠償は求められないこともあるみたい。でも振替輸送費は実費精算されるそうです。それがラッシュアワー時だったら1000万円を優に超える。これは自動車保険の対象にならないらしいから、踏切での交通ルールは絶対に守ろうと肝に銘じました。2023/02/17

たかしくん。

20
ふと、再読。冒頭の飛び込みの部分は避けましたが、中々な裏話でした。駅の中で痴女騒動、宿直部屋に発射禁止、桜樹ルイのありがとう、列車遅延の誤魔化した説明等、確かにこれまで聞いたこと無かったかも。後半に出る、駅長さんのお立場としての苦しみ、どこの業界もそうなんですなぁ(笑) 2019/03/22

稲花

16
最近鉄道に興味があり(ローカル鉄道)購入したが、いきなり 人身事故から始まる。言うまでもなく辛すぎる業務内容だった。又携帯電話が遺失物で届けられると真っ先にされること、乗務員同士の隠語、トイレ事情、可笑しくて笑ってしまう話など盛り沢山。でも一番思った事それは、日々私達が鉄道に乗り、目的地にナビが検索した時間でほぼ移動できるのは、多くの鉄道員の労力のお陰だと改めて認識した。が、それが現在壊れかけているらしい。時代と言う忙しさが便利を生み続けているように思う。タイトル買いの本だが又少し鉄道に興味が増した。2019/08/05

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