BERET SCIENCE<br> 学びなおすと地学はおもしろい

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BERET SCIENCE
学びなおすと地学はおもしろい

  • 著者名:小川勇二郎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ベレ出版(2013/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860642709

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内容説明

私たちの身のまわりには地学の話題があふれています。ちょっと周りを見渡しただけでも日本中には様々な地形や断層や岩などが見られます。私たちの足元には様々な形の地面が広がっていて、それらの歴史やメカニズムを知るのはとてもわくわくすることです。中学、高校の授業で興味を持てなかった人もそうでない人も、みんな「地学っておもしろい!」と思っていただける入門書です。ニュースには地震・環境・資源など地学の話題が溢れている。また、見わたす風景もすべて地学の一部である。学校では面白さ、魅力を感じることのできなかった「地学」が実は非常に身近で面白いものだと気づかせてくれる入門書。

目次

人間と地学
流れの地学
海水の地学
破壊の地学
摩擦の地学
温泉の地学
地震と間隙水圧の地学
災害の地学
段丘の地学
河川の地学
泥と砂の地学
経度の地学
隕石の地学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

12
▼地質学、地震学、地形学などのテーマについて研究者が語る。随筆風。 高校地学で扱う全分野をカバーしていないので、この本を手に取るような読者のニーズとは少しズレてるような。「学びなおすと物理〜」https://bookmeter.com/reviews/67144088 の方は、高校物理の復習的内容だったのと対照的。 ▽同出版社から出てる「一冊で読む 地球の歴史としくみ」https://bookmeter.com/books/2059294 の方が、地学のいろいろをカバーしてそうな目次なので、次に読みたい。2018/01/25

つだしょ

4
無駄にカタカナをつかいすぎる。地質学的な用語が解説されていないのでわかりずらく、対象とする読者が不明確。作者の体験に基づく箇所(煎餅の応力集中[p49]など)や、日常的に用いる「ストレス」を地質学的に説明したり(「われわれはストレスに由来するストレインに悩んでいる」[p53])する箇所などところどころ面白いので、それを拾い読み。ですます調(敬体)だから読んでやるかというテンソル[p103]。2013/03/04

非日常口

3
宇宙空間において重力が無くなると次に表面張力・エントロピーの力が最も現れるという話から、311のエピソードや日常に潜んでいる流体の跳力について、2000年という期間で海水の太平洋と大西洋を動くこと、応力のイメージをつけ断層がズレるしくみ、温泉と地下水の流れや摩擦、間隙水圧と地震、果ては経度の作り方や隕石について。311以降の日常に潜む非日常に意識を向けるためには地学の知識が欠かせない。未だにチリ沖~311のエネルギーは世界中を駆け巡っていると思う。2013/02/28

dahatake

1
著者の幅広い知識は伝わってくる。 ただ私が期待した「地学」の話とは違って、地球科学全般を広く触れる内容。2022/02/18

田氏

1
ヲタと形容するのが的確であろう人の話を聞かされたような感覚だった。それがいかに凄くて面白いかを力説されても全く伝わってこないあの感じ。内容は初歩的なんだろうけれど用語の説明も注釈も無しに話し続けるもんだから、その意味を知らなければ理解できないし、知っていたら知っていたで特に目新しい話題もなさそうだし、ターゲットがわからない。写真に写っているのは誰々で〜言われてもその人知らないし。その写真も印刷潰れてるし。地学は確かに面白い。けどこの本じゃその面白さはわからない。ジャンル分けするなら「日記」が適切では。2016/01/22

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