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内容説明
「お子様大人」が増えている。社会規範や相手の気持ちを無視して、自分の快不快や衝動で行動し、周囲を困らせる人々だ。しかし、振り返ってみれば、あなたも私も「お子様大人」なのでは? 大人として立派な行動をいつもとるのは難しい。誰でも感情的になって、ストレスに満ちた人間関係に巻き込まれ、それをどうしても繰り返してしまう。精神分析は、大人の心に子供や乳児がいることを発見した。それだけに、大人であることの難しさを知っている。なぜ、立派な大人であることは難しいのか。人間社会に密接に関係している「なぜ罪悪感はあるのか」「なぜヒトのセックスは特別なのか」「なぜ人は心の病にかかるのか」という、フロイトを悩ませた3つの問いから大人であることの難しさを考え、精神分析が何を考えているのかを解説する。生理学や生物学、進化論、社会学、文化人類学の知見を取り入れ、進化と歴史の文脈に適応させた、精神分析の入門書。
目次
序章 大人であることの難しさ<br/>第1章 なぜヒトはセックスを楽しむのか<br/>第2章 道具としての精神分析―どうやって分析するのか<br/>第3章 なぜ人はうそをつくのか―防衛の発見<br/>第4章 無意識は細部に宿る―なぜ病気があるのか<br/>第5章 運命の深層―罪悪感の行方<br/>第6章 書を捨てよ、精神分析を受けよう



