内容説明
町を支配する大牧場の後継者、キャル。貧しい羊毛刈り職人の娘、サラ。幼なじみの二人は思春期を迎え、愛し合うようになった。だが、キャルの祖母であるルースが二人の仲を引き裂いた。孫息子には良家の令嬢こそがふさわしいからと。サラはルースの援助を受けて町を出て、医師を目指すことになった。それから十五年後、母の急死により、サラは町に帰ってきた。サラの帰郷を知り、キャルは固い決意を胸に、彼女のもとへ赴いた。祖母が画策したとはいえ、二人の別れがあまりにも唐突だったからだ。キャルは今こそ、その謎を解き明かすつもりだった。■オーストラリアを舞台に、壮大な物語の世界へと誘ってくれる作家、マーガレット・ウェイ。今月は彼女の長編を上下巻で一挙にお届けします。本作は好評だった三部作〈愛と裏切りの大地〉の続編ともなっています。下巻とあわせてお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みろん
1
ヒーロー祖母の悪質な企みで15年前に破局したふたりの再会ロマンス。凶悪なヒーロー祖母に妬まれたのに、よくぞヒロインは無事だったものと思う…。それにしても、こんなところで上刊が終わるとは! 本当にハーレクイン?と思えるすごい展開。2010/12/11
erie
1
町を支配する大牧場の跡継ぎのキャルと羊毛刈り職人の娘のサラ。幼馴染のふたりは若くして愛し合うようになるが、キャルの祖母で独裁者のルースによって引き裂かれる。十五年後、医師となったサラが母の葬儀のために町へ戻り、キャルと再会。2010/11/22
くろうさぎ
0
町の支配者と言える祖母を持つヒーローと羊せん毛職人の娘だったヒロイン。しかしねぇ・・・・。15歳だったヒロインに起きたことが酷すぎるねぇ・・・。一体何様なんでしょうかねぇ・・・。 2012/09/03
Mari
0
★★☆2011/03/23