内容説明
蜀の軍師・法正の策「一盾五矛の計」により劉備と五虎将軍は一気に魏・呉・蜀の本拠地を目指した。魏郡の喉元までせまった関羽だが、曹操の反撃に手勢の多くを失う。遠く南方の長江をひそかに発進する呉の船団、うごめく異民族。果たして天下の行方は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おやぶん
4
魏との戦いを曹操の死で終わらせる事ができた蜀軍。 天下統一も目前かと思ったらまた呉の暗躍と 南蛮勢力が反乱をおこしてくる。 思わぬ人物の退場があったり、今までのイメージとかけ離れた人物がいたけどなかなか楽しく読むことができました。2018/10/13
ナオ
0
関羽が主人公のポジションである物語として、始まりと終わりがしっかり繋がっていて良かった。作者さんはこの本を楽しんで書いたんじゃないかな。 蜀が好き、もしくは特にどこが好きということはないという人ならおもしろく読めると思う。呉、特に孫権が好きな人には決しておすすめしない。2017/09/24