内容説明
許嫁・宮に裏切られた貫一は、冷徹な高利貸となり復讐を誓う。熱海海岸の別れや、二人の恋の意外な顛末など、見所を凝縮。やさしい現代語訳と詳細な解説・コラムで、尾崎紅葉渾身の大作が手軽に味わえる!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
目次
金色夜叉・前編
金色夜叉・中編
金色夜叉・後編
続・金色夜叉
続続・金色夜叉
新続・金色夜叉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
44
表紙の場面しか知らなかったが、こんなにどろどろな話だったとは!原作はあきらめてこちらを読むが、おもしろかった!足蹴りにされる場面はすぐ出てくるし、貫一、足蹴りしたくなるよなあ。2017/09/16
aquamarine
20
熱海と言えば「お宮の松」そして貫一がお宮を足蹴にしている銅像。有名なセリフもこれがどんな場面なのかもなんとなくわかります。でもなぜこうなってこの先は?何度か原文を読もうとして数行で挫折していたのですが、この本では上手く名場面を切り取り原文と現代語訳を対比させながら解説やコラムを挟み、とても読み易くしていました。いろいろな資料もとても興味深く楽しめました。とはいってもこれで全部理解した気になろうというのは甘かったです。しかしながらこの後全文にあたればきっと今までより理解しやすいと思うので挑戦してみます。2014/01/11
魚京童!
19
文語体に挫折して、口語体ならなんとかなるだろうかと思って…。なんかすげーって思った。次こそは読み切ってみたい!これも傾倒している話でそれはそれで辛いんだろうけど、空しくもあるのだな。もう少しちゃんと読んで、ちゃんと考えて行かなければならないことが多いのだけれど逃げてばっかりだ。2016/11/07
ごへいもち
18
金色夜叉とは?を知りたくて。飛ばし読み。紙芝居は表紙絵の場面でおわりだったけれど実はまだまだ続きがあったのね2015/04/17
井月 奎(いづき けい)
10
無精をして角川ソフィアのあんちょこ本を読む。紅葉の本編は未読です。尾崎紅葉、すごい作家です。漢文を噛み砕いた表現、口語文に限りなく近づいた文語文は私でも読めますし、その表現のメリハリは読み手を飽きさせないでしょう。かなりダイジェストですが、その世界観は感じることができます。良書。紅葉の凄さは娯楽に徹していて、しかも下卑ていないことがあげられます。心象風景と現実の風景、遠景と近景、金と愛を無理なく書ききっていますし、題名も物語を読むと紅葉からの謎かけだと思えます。金色夜叉とは?紅葉?お金?登場人物?2015/07/11




