光文社古典新訳文庫<br> 悪霊 1

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光文社古典新訳文庫
悪霊 1

  • 著者名:ドストエフスキー/亀山郁夫
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 光文社(2013/12発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334752118

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内容説明

最近わたしたちの町で、奇怪きわまりない事件が続発した。町の名士ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の奇妙な「友情」がすべての発端だった……。やがて、夫人の息子ニコライ・スタヴローギンが戻ってきて、呼び寄せられるように暗い波乱の気配が立ちこめはじめる。ドストエフスキー最大の問題作、新訳刊行なる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

107
ドストエフスキー後期の代表作。序盤が長く、苦心しましたが、途中から面白くなり引き込まれていきました。大きなストーリー展開はありませんが、奇妙な「友情」が生み出した奇怪な事件と暗い波乱の予感を感じさせます。この先、どのような騒動が起きるのか期待しますね。無神論という悪霊に取り憑かれた人々の行く末をじっくり味わいたいと思います。ドストエフスキーの思想が強く反映されていくのでしょう。2016/11/23

榊原 香織

67
3巻本の1 この人は最初の100p位、グダグダと面白くない話が続くことが多い気がする。読者を篩にかける気か? 巻末解説先に読んだ方が良いかも。 ロシア人の名前は呼び方がいろいろあって誰が誰だか・・亀山新訳はフランス語はそのままなのが特徴的2023/04/17

星落秋風五丈原

66
他レビュアーも書いている通り実際に起きた事件が元になっているということなのでてっきり「君たち!ロシアはこのままでいいと思っているのか!」「をー!!」シュプレヒコールを期待していたがなかった。元大学教授のステパン・トロフィーモヴィチ・ヴェルホヴェンスキーと裕福な未亡人ワルワーラ夫人というくっつきそうなのにくっつかなかった二人のこじらせ恋愛が次世代に影響する件が描かれる。物語には語り手がおりGと呼ばれる。ステパン・トロフィーモヴィチ・ヴェルホヴェンスキーら主要人物と親しい設定であり起こる事件について書ける。2022/10/24

たかしくん。

58
「いつかは、」と思っていた作品にトライです。といっても第一部はひたすら登場人物の紹介が続きます。それにしても、メールおタク、大酒のみ、変人趣味等々、どれも変わり者で何かを起こす危険をはらんでいる連中だらけですなぁ。印象に残ったのは、キリーロフの独特な人神論の下りです。「恐怖を殺すためだけに自殺する人間がただちに神になる」、私自身もそのレトリックにはまりながらも、出された結論に背筋が寒くなりました。2015/12/23

おたま

51
昔読んだときには、何やらカオスに満ちた物語としてしか頭に残らなかった。今回は亀山郁夫氏の訳文で、かなり分かりやすくなっているし、読書ガイドもついていて懇切に解説されている。ただ、この第1部に書かれているのは、物語全体の根底を支える「前史」であり、何やらいわくありげな登場人物たちの紹介である。物語の全体が全て終わったあとに、G氏が書いた「クロニクル」となっており、ゆえに第1部は謎めいた書き方になっている。『悪霊』の全体を読んでから、もう一度この第1部を読むと、伏線として張られていたところがよく分かる。2019/12/10

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