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内容説明
中宮・定子に仕える清少納言(諾子)は個性派ぞろいの女房たちや、婚約者(?)橘則光などに囲まれて大騒ぎの毎日を過ごしていた。だが、A.D.1000、出家していた天皇の実母である国母・詮子が戻ってきたことにより、梅壺に暗雲が立ち込めることに…。 ツンデレ少納言の恋と和歌と大暴れな日々をオリジナル視点で描く入魂作がついに終わりを迎える最終巻!! 梅壺の未来、そして少納言の運命はいかに!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イーダ
13
皇后さまが退位し、彰子が新たに皇后に・・・宮中の大騒ぎも形の上では収まり、清少納言は宮中から離れる。と、史実とけっこう違う描写もありますが、これくらいは水戸黄門よりかわいい部類では?とんでも少納言、楽しませていただきました。2018/08/05
たくのみ
5
なんでもありに見えて、きちんと古典を編みこんだ名作漫画。 ラストは定子の出家を「香炉峰」でしめくくり、もと夫と陸奥へ旅立つ諾子。紫式部もソウルメイトになり、きれいなハッピーエンド。東北の自然を編みこんだ「枕草子」を想像しても楽しい。2013/06/30
YS-56
4
道長のあの歌はやっぱり『うわぁ…』ってなってたのかな。虚実織り交ぜた、良い平安絵巻でした。2010/08/31
筋骨プランター
4
そろそろかな~とは思ってたけど、終わっちゃったかぁ。さみしいなぁ。告白とかややいきなりな気もしたけど、まぁ、アリでしょうw 彰子もラスト凄くよかった……。この作者さんの次回作にも期待!2010/08/28
knt_mzsk
3
最終巻が出ていることに気が付かず,気づけば二年も経っていた… 暴れん坊少納言はその名の通り清少納言を主人公とした漫画で,史実と虚構を織り交ぜた非常に愉快な漫画でありました。実際,清少納言は当時としてはかなりやんちゃな,そして才気溢れる人だったのだろうなと思う。千年前の出来事を色鮮やかに,人の温度を感じるほど活気よく描いてくれた平安絵巻。完結おめでとうございます。2012/06/24