内容説明
「こんにちわ。今日からここの子供になります。はみる、と言います」ある日、一人暮らし状態の姫武家を訪ねてきた幼い少女・はみる。ここの子供になるってどういうこと!?と、衝撃を受けた姫武家唯一の子供、静姫はさらなる言葉に打ちのめされる。「ここのお父さんが私の本当のお父さんだから、私が死んだらお父さんのところに行きなさいって、お母さんが……」隣に住む幼馴染みのお嬢様・翠蓮や、従姉のダダ甘お姉ちゃん・綾音も巻き込んで、10歳相手の保健体育の授業がスラップスティックな日常とともに始まっていく。衝撃の問題作(!?)いよいよ授業開始!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中玉ケビン砂糖
52
、読んだというか読み捨てたというのが実状か、『もえたん』とか『30歳の~』とか頭のおかしい先達がいたせいで、過度なイロモノを期待していたが、多分奇抜だろうと思って挿入される形容表現がことごとくダダ滑りしていて、これは時間泥棒や思うてダストシュートに、、、2015/12/14
中性色
16
30歳に見せても微妙だろ。終始いたって普通のラブコメといった具合で、あんまりキャラとの設定を活かしきれてない感じがする。あくまでヒロインを筋にというより、ヒロインが加わったことによって微妙に変わっていく様子をみる形なのか。それに、出てくる女性キャラがいろいろ個性強すぎるせいで売る気ないだろ。個人的には荘川が好み2019/02/01
空箱零士
15
★★★★ すんません僕竹井10日さんに偏見持ってましたすんませんでしたあああああ!!! ……ま、まあ、偏けイメージ通りの作風だったものの、意外と面白く読めて割とびっくりしました。確かに序盤こそダダスベリだったものの、意外と静姫くんの(下ネタ)ギャグがコミュニケーションにはなっていて、普通に面白い掛け合いとして読めました。なんというか、ぶっとんだエロゲーのノリをラノベに持ってきたみたいな感じの作風でありつつも、意外と毒もある感じの作風で、合う合わないの差が激しそうなのも込みで、個人的には割と面白かったです。2016/12/25
不自他
13
「がをられ」から竹井作品に入った自分にとっては「・・・、え!?」って感じでした。下品過ぎる。だが、それが良い。ボーボボとかクレヨンしんちゃん好きな自分にピッタリ。やっぱり自分、竹井10日作品大好きなんだなー、と自覚した作品。2017/03/15
星野流人
11
美少女のようなルックスを持つ男子高校生が主人公の、下ネタ多めな年の差ラブコメ。ある日幼女が自宅に訪ねてきて、自らを父親の隠し子だと名乗る……という、よくあるようなそうでもないようなな導入の作品。ヒロインはタイトルや表紙を見ても内容的にもはみる(幼女)なのだろうが……終盤までやや影が薄い。はみる以外の女性キャラクターは、ほとんど巨乳&強烈な個性の持ち主たちで、はみるがその影に埋もれてしまった感じ。勢いのあるギャグは素晴らしかったし、ストーリーも終盤は素敵なラブコメで良かったのだが……中盤までがどうも、なあ。2011/11/20