内容説明
静姫のクラスにやってきた転校生・勅使河原朋萌は飛び級の10歳児で、しかも「お淑やかで頭も性格もいい外交官の娘である美少女お嬢様」という伝説の生き物である。 日頃まともな人間に出会うことのない静姫が本性を暴こうとあれこれ画策するが、まったく非の打ちどころがなく、あえなく撃沈する。 やがて普通に友達として仲良くなり始める静姫と朋萌だったが、真人間とその対極の人間というコンビは意外とお似合いに見えるらしく、周囲からは新カップル誕生か、などと囁かれたりして、そんな噂に気が気でない翠蓮たちだったが・・・・・・。ハートフル歳の差ラブコメ第4弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不自他
8
朋萌さん登場。お気に入りキャラです。曲者!2017/03/15
ゼロ
8
自由過ぎる作品です。前回の展開とか、前回の登場キャラクターとか、行き当たりばったりの内容とか、掘り下げることなく新キャラ登場させたりとか、いきなり風呂入ったりとか、パンツとか、ストーカーなのに怖くないとか。突っ込みどころが満載で、粗もあり、人も選ぶ作品だけど、ちゃらんぽらんしていて楽しいです。転校生が毎回登場してるし、商才があったとか言うけどテキトーだし、自由に生きてる静姫は羨ましい限りです、絶対に真似をしたくないけど。作品が作品なだけにまともかと思えた朋萌も変人でした。このまま突っ走って欲しい。2012/10/11
晦夢
7
やっぱり頭おかしい(褒め言葉 前巻最後の爆弾を完全に流して始まる。静姫たちのクラスに飛び級の10歳児明萌が転入してくる。毎度のように竹井節が炸裂しながら、内容もぶっ飛んでるから物凄いww 長宗我部姉妹が最高だね。というより和恋が良いキャラすぎる。まともな妹が可哀想になってくる。相変わらず静姫はモテまくりで、ついにストーカーが現れる。フラグぶん投げなんてざら。まあ女の子可愛いし面白いんでいいんですけど。2014/09/08
牧神の午後
7
行き当たりばったりとしか思えない展開、セルフボケツッコミなクセしかない文体、粗を探せばいくらでも出てくるのだけど、読んでいて楽しければそれで良いのです。今回は、外交官を親に持つ飛び級お嬢様(やはり10歳)が登場ですが、この本でまともな登場人物がいるはずもなく、最後にやらかしてくれているのにも大笑い。ダメだ。こいつらなんとかしないと、状態。2012/08/11
オルガ
5
新たな10歳児も増えてますますにぎやかになった4巻目。ヒロインが増えたのはいいんだけど3巻ラストのサムライ少女はどこにいったのかw相変わらずフリーダムすぎて笑える。お気に入りは南の島での無人島生活。2015/01/08