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内容説明
帝国主義時代、列強は、軍事力の行使を含むありとあらゆる手段を使って、植民地争奪戦を展開した。今日では、軍事力は使わない。今日の勢力圏争奪戦において用いられる「兵器」はカネの力である。それも普通のカネではなく、途上国のインフラ整備に用いられる金である。この「開発ファイナンス」というカネが出される現場こそ、大国同士の戦争の場である。
目次
国際社会は「闇のルール」で動いている
第1部 金融地政学(誰と誰が戦っているのか;金融地政学のモデルで考える;金融地政学「3つの疑問」;新興国叩きの歴史)
第2部 勢力圏争奪戦における日本の戦い(最新兵器も必ず陳腐化する;世界を震撼させた円借款制度;突きつけられた「闇のルール」;アジア通貨機危機という「敗戦」)
第3部 新たな開発ファイナンス(開発ファイナンスが直面する3つの問題;「脱ODA」という選択;新たな開発ファイナンスの提案)
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