文春文庫<br> 暁の群像 〈下〉 - 豪商岩崎弥太郎の生涯

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文春文庫
暁の群像 〈下〉 - 豪商岩崎弥太郎の生涯

  • 著者名:南条範夫
  • 価格 ¥834(本体¥759)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
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  • ISBN:9784167282233
  • NDC分類:913.6

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内容説明

少林塾にはいった弥太郎は、後藤象二郎と知り合う。後に龍馬と「船中八策」を練り上げたあの後藤である。このコネで土佐商会の主任、長崎留守居役に抜擢され、明治維新以降は海運業をはじめた弥太郎、政府高官や外国人をカネと女の接待漬けにして強引に商売を広げる。西南の役では巨利を手にし、ついに日本の船の8割を手中にするまでに。西郷隆盛、井上馨、木戸孝允、桐野利秋ら精鋭きらめく群像劇において、岩崎弥太郎は何を演じたのか。一代で財を築いた、ど迫力人生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

35
剛腕・独裁・拝官商人・岩崎弥太郎を通じて幕末・明治を描く力作。下巻は、廃藩置県時の藩債務処理、山城屋事件、にせ札事件、開拓使問題、凄惨な海運競争、劣悪な高島炭鉱等の維新の疑獄や事件の構図・事情が詳しく描かれる。ここまで詳細が描かれるのは記憶になく大いに収穫あり。さらに驚くことは、本作が昭和37年に新聞小説連載で、同時期あの「龍馬がゆく」も新聞連載されていたとの解説だ。「龍馬」は、かの作によって一躍歴史の英雄に祭り上げられたが、同じ土佐出身の岩崎をクールに突き放して描き切る著者の姿勢も共感大だ。2020/12/20

Akihiro Nishio

25
維新なり経済の時代に。三井、渋沢、住友、安田など財閥が台頭してくる。その中でも弥太郎率いる三菱は圧倒的である。三井との仁義なき経済戦争が熱い。筆者は経済学部の教授であるらしく経済描写が卓越している。どう判断し、どのように利益を出したかがきっちり描かれている。さて、全く役に立たない女好きの色男だが、最後に単なるラッキーで三菱に貢献。このためだけに、彼の女遍歴を延々描いてきたのも謎であるが、弥太郎の剛強さとバランスを取って読みやすくするためか。板垣退助が刺されたのはうちの目の前。あの事件で死んでないことを知る2017/04/25

まつうら

22
(上巻の続き)三菱商会を立ち上げてからの弥太郎は、大隈重信に取り入って政商ぶりを発揮していく。とはいっても、当時の経済人は少なからずみんな政商だ。その中でも弥太郎は群を抜いていて「憎まれっ子世にはばかる」がぴったりな感じに描かれている。そして、そこに釘を刺そうとするのが渋沢栄一で、二人が初めて顔を合わせるシーンは見ものだ! 論語と算盤を主張する渋沢は、傲然とした政商ぶりの弥太郎とは相容れない。その後、渋沢は三井と組んで三菱に対抗していくが、どうしてもかなわない。憎まれっ子の方が強いのか? ちょっと残念。2021/10/24

誰かのプリン

22
さすが歴史経済小説だけあって、 明治時代の国家経済状況が良く書かれている。それにしても三菱のやり方は汚いなぁ。ゞ(`')、2019/07/28

kou

14
もし、龍馬がもっと長生きしていたら、三菱のような商社を興していたんだろうな。 最近知ったことですが、キリンビール(三菱系)の麒麟は頭が「龍」で、足は「馬」だそうです。 弥太郎の龍馬に対する想いがここに顕れているのだとか・・・・2016/05/08

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