角川ホラー文庫<br> 魂追い

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角川ホラー文庫
魂追い

  • 著者名:田辺青蛙
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
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  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043923021

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内容説明

常世につながる死者の魂が通る道で、その魂を狩ることを生業とする少年がいた。名は縁。あるとき縁は、森で不思議な妖の少女皐月と出会うが……!? 妖鬼皐月と魂追いの少年の生と死を巡る旅が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

50
『生き屏風』の続編。魂追いを生業とする縁が登場。個人的には前作の落書きみたいな表紙が好きやねんけどなぁ。それに皐月のイメージが何か違うねんなぁ・・・。どうせやったらタイトルが『魂追い』やねんから縁が表紙でも良かったん違うかなぁ。 内容は好きやねんけど、所々で分かり難い所があった。「金蜜」と「金糖」は別物?呼び方の違いだけかな? 河童のねねこが好き。次の『皐月鬼』では色々すっきりするんやろか?とりあえず楽しみ。2012/01/14

kishikan

25
前作の「生き屏風」では、不思議さが前面に出すぎて、状況把握が出来ないままなんとなく”ほんわか”とした、ちょっと切ないホラーという感じで読み終えた。今回は、妖鬼の「皐月」と魂追いの少年の「縁」との出会いや、事件をきっかけに「火の山」を目指す旅、そしてその途中での出来事など、物語の展開が広がり、読物としての面白みも加わり満足。みんなが言うように、これがホラーかと問われれば、確かにファンタジーに近いかも。そんなことより、毒々しさがない爽やかな妖気小説として、また読後の余韻を残す連作として面白い。次にも期待!。2011/05/07

カナン

23
…ホラー? 勧善懲悪というか、悪者は取っ捕まえて懲らしめよう、な展開はホラーというより(少々不健全な部分もあるにはあるが)児童書っぽい。しかし数行ごとにころころと変わる視点、強引な場面の切り替えが読み辛いったらない。縁と皐月、どっちがその瞬間の主役なのか、どっちの心理を描きたいのかいまいち理解しにくい。「丁寧な説明どうもありがとうございます」という長台詞も目立つが、その一方で「此処の一行の間に何がどうなったの」というような明らかな描写不足が目立つ。書きたいところだけ書きましたといった雰囲気。2014/01/07

雨巫女。@新潮部

20
《私‐図書館》皐月鬼が馬の布団と別れて旅をするのが、以外でした。縁もいい子だったなあ。2011/07/12

nico.pp1

17
魂追いの少年縁と皐月の微笑ましい雰囲気がとても好きです。旅の途中、色々危機はあったけれど、お互いが助けあって猫先生の力も借りて乗り越えていくのでワクワク感もあり、ほっこりとさせられます。二人の今後も楽しみです。猫先生はやっぱりいいですね!2014/08/10

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