富士見ファンタジア文庫<br> 蒼穹のカルマ3

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富士見ファンタジア文庫
蒼穹のカルマ3

  • ISBN:9784829134474

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内容説明

わたし、鷹崎駆真。十七歳の高校生。花も恥じらう乙女なわたしだけど、今は食べかけのトーストをくわえて、通学路を全力疾走中。何とか遅刻せずに教室に辿り着いたけど。槇奈ちゃんはさっそくわたしにつっかかってくる。もうッ!イジワルなんだから。「あらあら駄目よケンカしちゃ。私たちクラスメートじゃない」柔らかい声でたしなめてくる草薙音音ちゃん。ううっ敵わないな…、さすが蒼穹園騎士団の元帥さん。逆らえないよ~。「…鷹崎、もうそれいいから」槇奈の声で我に返る―こんな不自然極まりない学校生活。誰もが予測不能なまさかの学園ラブコメ編いよいよスタートか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

METHIE

11
学園編突入。 デート・ア・ライブもそうなんだが、この人の作風は真面目な設定を作っておいてその中でふざけた話をやっている印象、もちろんふざけた設定もあるが。 同時期にデビューしたこれはゾンビですか?だと全体的にふざけた設定の中でふざけた話をやっているのと対称的でした。 ただふざけた話ではなく、在紗と沈音の重要な設定が明らかになり、伏線をきっちり消化している。2014/08/01

KUWAGATA

9
2巻の渋い感想を書いたあと、二人の方から3巻までの辛抱ですよというコメントをいただきました。うん、なんとなく次巻以降期待が持てるような引きになっています。カルマのキャラが多少なりともマシになってきていること、それから何より松永の出番がごっそりなくなっていた上、完全に本編に関係ないどうでもいい立ち位置になっていたのが良かった。おそらく相当不評だったんでしょうね。少しずつ、いろんなことがわかってきた今巻、まさかの音音とウタの関係にはびっくり。ウタのファンとして、次巻以降も、もっと彼女の活躍が見たいです。2012/10/13

星野流人

6
蒼穹のカルマ、3巻は表紙の制服駆真から解るように、学園編。まるでギャグのような設定で突き進む今巻であるが、物語の根幹に関わりそうな重要な真相が明かされたりとシリアス面でも大きく物語が動いた。せっかくの学園編であるのに、学園らしい展開が水泳と文化祭以外になかったのが、多少残念。1冊単位としての完成度こそ1巻には及ばないものの、シリーズ物としては続きが大いに気になる展開になってきた。 しかしこの作品、何がすごいって、使い捨てキャラがほとんどおらずに、且つ印象的なキャラばかりなことである。2011/11/07

暗夜海

5
何年振りかに続巻を。ちょっと冗長的に感じてしまう部分がある。序盤~中盤はそこまでページ数を割く必要があったのか疑問だ。やろうと思えばもっと凝縮できたはずだ。まぁ学園編を存分に楽しんでくれってことなのかもしれないが。それでも終盤のどんでん返しは溜めた分やられた感が強い。例えば、アリサに関しては女の子の日なんじゃね?と軽く見てた等々。このような終盤の面白さで序盤などの退屈さが帳消しかな?やられ役の番長には同情を禁じ得ない。彼はいい奴やったんや!2014/06/06

姫川 涼@パセリの子

5
有紗が好きすぎて、ラストにやらかす駆真さんが素敵です(笑)2013/05/11

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