内容説明
2001年9月11日、同時多発テロ発生、翌日もたらされた日本国内でのテロ情報に衝撃を受けた警察庁幹部は、かつて欧州で活躍した“伝説のテロハンター”を静岡県警から呼び戻そうとする。そして彼が運営していたスパイ“V”を目覚めさせようと試みるが……。日本警察が行ってきた国際テロ捜査の現実をリアルに描き切る警察小説の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごんちゃん
5
世界を股にかけるスーパー諜報部員にアラブ系テロリストにバイオテロ、と言えば、ほぼ『ピルグリム』やんか。バイオテロのブツも一緒だし、9.11後って言う舞台設定も一緒ですがな。違うのは、アメリカのエージェントは大統領に激励されたのに、日本人は組織の支援が得られず、孤独な戦いなのねん。未曽有の危機を前にしても、警察官僚さんがまず己の出世を考えてるとこ、徹底していてすがすがしい。現実には違うことを祈るよ。2015/12/18
フウミズ
2
上、なんとなく読んでいたら2度目だった もう少し。 902023/11/20
こいきんぐ
2
長時間読むのが疲れるから時間かかった。準備は終わったから、後半に期待。2017/08/10
yamatoshiuruhashi
2
麻生幾。いつもながら重たく行きつ戻りつする時間軸を読み解くのに少し時間がかかるが、読み進むにつれ引き込まれ加速していく。果たして日本をも標的とする危機とは何なのか。そのこと自体よりも登場人物の現在までの背景の説明的に過ぎてきた。さぁ、下巻はどうなるのか。2013/03/20
YH
2
時々文章がおかしく、意味を汲み取れない部分があって、そこが残念なのだが、公安物はすきなので面白い。でも、ZEROと登場人物の性格とかかぶっている?それがちょっと気になる。2009/10/23
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