内容説明
10年以上のブランクを経て、“伝説のテロハンター”名村は警察庁に復帰した。彼はかつてのネットワークを駆使し懸命に情報収集に当たっていく。だが捜査をかいくぐるように発生してしまう細菌テロ。次々と倒れていく人々。次の大規模テロを防ぐことはできるのか? 日本の細菌感染への危機管理とテロ対策を徹底取材、圧倒的迫力で描く警察小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごんちゃん
7
バイオテロ怖いわ~。あれから日本はどーなったんや?? しか~し、麻生幾、長いねん。しかもディティールにこだわるし、マニアックやし、時間軸飛びまくるし。読むのに忍耐力を要する。出来れば主筋じゃないとこ削ってスッキリして、時系列で判りやすく展開した方が、素直に盛り上がれると思うんだけど。なんであんなに複雑にするかな。わざと?付いて来れるヤツだけ付いてこい的な?・・・また読ませていただきますです。 2015/12/18
Malvales
4
時系列、専門用語等、複雑でなかなか読むのに手こずったが、下巻に入ると上巻の種まきが実になったのを感じながら読み進められたので、ラストまではあっという間に読了できた。あんなに色々な伏線がありながら、結末は呆気なかったのだけが、ちょっと残念だったが、面白かった。2014/06/28
yamatoshiuruhashi
3
もっと悲惨なテロとは改造天然痘によるバイオテロリズムだったのか。世界的に拡散させようとするテロリストの発見とその「最悪の」試みはなんとか防げたのだろう。でも、国内、都内でばら撒かれた病気はどうなったのだろうか。話が途中で二つに分かれてしまって片方の話が終章に至っていないような気分。放たれた病原菌にじわじわとおいつめられるんだよ、という現実的な注意喚起なのか、それともこの主人公ははテロリストを追い詰めることが任務であるからそこまでなのか。面白かったけど消化不良。2013/03/22
フウミズ
2
題名でまた買ってしまった。 922023/11/24
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
2
静岡県警で死に体になっている名村刑事に、バイオテロ情報で再度お呼びが掛かる。ロシアで天然痘ウィルスが国外へ流出し、日本で遺伝子操作してワクチンが効かなくなっている。国内に持ち込んだテロリストが、上官の命令を聞かず国内で拡散させようとする。 【4.3】2022/09/28
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