出版社内容情報
手術や抗がん剤治療、治療後の療養まで
年齢とともに増加してくる大腸がんですが、治療法の進歩によって治癒可能な病気となってきました。内視鏡によって早期に発見することができれば、からだに負担の少ない手術を選択することができます。また、がんのタイプによって効果のある分子標的治療薬もつぎつぎに開発され、よい治療結果を残しています。
本書では、大腸がんと診断された人、家族や身近な人が大腸がんになった人のために、大腸がん治療の正しい知識を伝え、不安や悩みを抱かずに治療に臨めるようサポートします。
『国立がん研究センターのがんの本 大腸がん』の改訂新版で、「国立がん研究センターのがんの本」シリーズの4冊と同時発行。
大腸がん検診における日米の状況/年齢とともに増えている大腸がん/大腸がんは治癒可能な病気/5年生存率と治療効果
第1章 大腸がんが疑われたら
第2章 大腸がんの治療
第3章 大腸がん手術後の注意
第4章 大腸がんの再発・転移
第5章 心のケアと療養のこと
金光幸秀[カネミツユキヒデ]
監修
朴 成和[ボクナリカズ]
監修
斎藤 豊[サイトウユタカ]
監修
内容説明
分子標的治療薬など治療法の選択肢が増えるなか、自分に合った治療を見つけるために。
目次
基礎知識
第1章 大腸がんが疑われたら(大腸がん検診で指摘されたら;大腸がんの精密検査 ほか)
第2章 大腸がんの治療(治療方針は十分納得したうえで;大腸がん治療のガイドライン ほか)
第3章 大腸がん手術後の注意(いつまで治療を続けるのか;再発予防のための治療 ほか)
第4章 大腸がんの再発・転移(治療後も定期的な検査を;再発・転移しやすい場所 ほか)
第5章 心のケアと療養のこと(がんと診断されたら;家族はどのように向き合うか ほか)