- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
【真実ハ、『絶望』ノ果テニ──…。】
犠牲者が増えてもなお、逃げる子供と追う大人。そんな互いが向かう先は、虚偽と欺瞞の螺旋道──。それを嘲笑うかのように、血色の鬼燈が静かに揺れる…。
(C)2009 Kei Sanbe
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
18
完結。思いの外綺麗に纏まってなかなかよいミステリーでした。ちゃんと全部片付いて、キレイに終わってて読了感がありましたね。まあ、園長がお説教するための割には怖すぎますが…面白かったです。2015/12/11
読み人知らず
9
最終巻でした。短くまとまってひぐらしみたい。誰がほんとで嘘なのか。そう思いながら読み進めて、悪い奴は一人だけだったな。2016/02/06
袖崎いたる
9
子供は純粋でいいとはよく言うが、純粋であることは間違えないことではない。その意味で理性そのものと似てる。純粋の謂いには清いというニュアンスもあるが、それでも邪悪ではないということでもない。その意味で性善説も性悪説も誤りだ。中間がないという定見では捉えられない純粋さというものがある。この作品では子供の世界が何を信じるのか、そしてその信じたことが如何に世界認識に多大な影響を与えてしまうのかについて考えさせられる。何もそれは子供に限ったことではない。大人だって、何を信じたかが世界の現出仕方を変えてしまうのだ。2015/06/06
D4C
8
え~、これで終わりかぁ。なんか、ものすっごい肩すかしをくらってしまった感じ。人死にでてるのに、うーん、こんな終わり方で良いんだろうか。。。なんだか納得できないし、もやもや感が残る。。。2016/07/10
策太郎
8
あー、そういうオチねぇ落としどころとしてはそこしかないよねそのオチだと、校長の灸をすえてやるの時の行動激しすぎない?とか細かい所は気になるけど全体的に見て、面白かったです2015/11/01