内容説明
マッド高梨の手腕で、見事に若さを手に入れた女王様は27歳のウリセンに恋をした――。新しい恋愛は新しい地獄への道しるべなのか!? うさぎさんの週刊文春連載エッセイ「さすらいの女王」をまとめた一冊。巻末に福岡伸一教授との特別対談「うさぎという生き物」を収録!
目次
男はヤバいよ(中年ホストよ! 変態雛 ほか)
アサリじゃないのよ、涙は(再び、若作り計画 手術台で語る前世 ほか)
貧乏人は臍を噛め(破産の道!? 女王的貧乏 ほか)
色ボケ海峡冬景色(新しい宮殿 少女趣味で悪い? ほか)
特別対談 福岡伸一教授×中村うさぎ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
245
うさぎさん、この数年後に難病を患われたそうだが、このころはまだババアパワーがフルスロットル。全身、親友のタカナシ院長のおチカラを借りてお直しし、バンバン遊んで、バンバン若い男に貢いどる(笑)自他共に認める「イタさ」。その姿はいっそ潔い。2019/04/13
ヨータン
13
50歳近いのに(書いた当時)すごいパワー。フェイスリフトの美容整形を2回もやったなんて、まるでハリウッド女優なみ。若返り作戦もここまでやると逆に尊敬。私には縁のない世界だからこそ、面白ろく読めたのかも。2014/08/13
ほじゅどー
10
★★★2006年〜2007年、週刊文春掲載。マツコ・デラックスとの電話が泣かせる(笑)。あとがきに、福岡伸一先生との特別対談も!2013/09/30
森博嗣作品が好き
5
容姿も変わった!!2017/02/06
ユリ
5
この人の文庫本版のあとがきは、いつもリアルタイムの自分を馬鹿馬鹿〜!!って笑ってて、そこがいい。私も何年か後に自分を振り返った時、アホだった自分を悔やむではなく、笑い飛ばしたいと思う。2010/10/21