ハーレクイン<br> 罪深いプリンセス

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ハーレクイン
罪深いプリンセス

  • ISBN:9784596124159

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内容説明

パオロ・カレッティとの身分違いの恋にピリオドを打って十年。地中海の小国サン・ピエドロのプリンセス、イザベルは、ようやくプリンセスとしての責任を全うする覚悟を決めた。厳しい経済状態にあるサン・ピエドロの国益に貢献できる富豪と結婚し、子供をもうけること。愛などないほうがむしろ好都合なのだ。オーストリア貴族のマグナスなら、これらを満たしてくれる。遠からず、正式に婚約を発表するつもりだった。その矢先、王位継承者である九歳の甥が誘拐された。甥を無事救い出せるのは、闇の世界にも通じているパオロしかいない。イザベルは意を決し、パオロに会いに行った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiyuki_1717

1
どっちもどっちのお話です。プリンセスとして育ったヒロインは身勝手だし、ヒーローは振られたその日に隣の女性と関係を持つ根性のない男。どっちもそれほど相手を信用していなかったってことで、お似合いのカップルです。ヒーローの生い立ちは可愛そうだけれど、そこでまたプリンセスと関係を持つところが、王室に対する執着を感じるのは私だけでしょうかね…息子が立派な王になってくれそうで、そこだけ安心できました。2015/09/18

MOMO

1
あぁ、うっとおしい!!何なのこの女!パオロ君のプロポーズを指輪投げつけて断ったくせに、その後彼が何しようと、あんた関係ないでしょ?なにずうずうしくも傷ついてんのよ!おまけにそれを非難するなんて、あつかましいにもほどがあるわ・・・。だいいち勝手に彼のことを人を愛せないとか、非情だとか決め付けてるけど、あんたこそ大嘘つきで、冷たくって残酷で、信用ならない最低女じゃない!そのくせ偽善者ぶって、国のためーなんてほざきながら金持ち婚約者をキープしつつ、自己憐憫に浸ってんだから、やってらんないわ・・・2009/10/18

こえん

0
小国のプリンセスと10年前彼女にプロポーズをしたものの拒絶されたヒーロー。“国のため”を連発しながらヒロインがやることに共感できなかった。ヒーローが可哀想だわ~、こんな女に惚れて振り回されてて。それでも読んでて楽しかったので何だか不思議なカンジ。2010/01/27

みろん

0
国益のために新しい男性と婚約しようとしているプリンセスと、その彼女と10年前に交際していた元恋人とのロマンス。無鉄砲で思い込みの激しいヒロインがネック…なんだけど、そんな彼女に巻き込まれて地味に苦労しているヒーローがあわれ過ぎてそそられる(笑)。2009/11/10

Mari

0
★★★2009/09/26

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