内容説明
英語を外国語として学ぶ際に、もっとも悩ましいのが比喩表現や婉曲表現です。引き合いに出されるモノのイメージがまったく違うのだから、それも当然のこと。本書では、宗教をはじめとする文化的背景に大きく左右される「色」と「動物」にまつわる多彩な英語表現を、日本語との差を踏まえて紹介します。ことわざや慣用句などの実用的な表現に加え、薀蓄も満載の、あなたの英語を「カラフル」にする一冊!
目次
第1章 いろいろな英語(色;黒;白;灰;青 ほか)
第2章 いきのいい英語(動物;犬;猫;牛;馬 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
17
英語と日本語で色に関して同じようなイメージを持っているものが意外と多くてびっくり。ですが、同じ人間である以上、身体の色のイメージは同じだろうというところに納得しました。聖書の影響が大きいのは動物だけでなく色もそうなのだと知ることができたのも面白かったです。他の項で出てきた表現が何度も出てきてちょっとくどいところもありましたが、項ごとに辞書のように読むのなら良いのかもしれませんね。2015/01/27
がっち
3
色や動物などの本来の意味を見直す本。日本と外国で色一つとってもここまで意味がことなったりするんだなぁと実感。D2011/06/08
Erato
2
国が違えば文化も違う。色や動物にたとえた言葉の日英米比較。英語学習者はこれがこなせればだいぶ上達すると思う。2009/06/22
hisaos
1
色と動物にまつわる口語表現をまとめた小著だが、日本語で色や動物を使うのに英語では使わないものや、英語では相当する表現がないものについても盛り込まれていて、中々読み応えがある。2015/08/26
たか
1
テーマを色に特化した英語の書籍です。類書は少ないのではないでしょうか。なかなかおもしろいです。2014/04/04