角川コミックス・エース 喰霊(10)

著者名：瀬川はじめ

KADOKAWA（2015/01発売）

• ISBN：9784047152847

内容説明

東京のド真ん中に出現した《奈落》から、怨霊達が溢れ出し、対策室が再始動。復帰を迷う剣輔だが、“黒い霊獣”を連れた男の出現により神楽の失われた記憶の一部が蘇る。そんな時、泉の中に存在していた“黄泉”が覚醒。剣輔は彼女に刃を向けるが、黄泉を守ろうと、身を挺して立ちはだかったのは神楽であった…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

再読（先月の電子書籍セールにて）。部分的な記憶復活を活かした好例。黄泉の良心も復活したおかげで、神楽パートは（ある意味）平穏というか和むというか（あのサンタ敵だけどなんか好き）。剣ちゃん達は大変だし絶賛混乱中だけどね。

2024/01/12

[しましまこ]

話がどんどんでかくなる、大丈夫か。

2017/07/15

[ヤギ郎]

神楽と黄泉の逃亡。奈落の真実が語られる。タヌキいいヤツだ。

2018/07/29

[梅みかん]

神楽と黄泉の逃亡生活。黄泉のことは思い出したけど、剣輔のことは思い出してないから、置いていかれた剣輔は複雑。逃亡生活だけど、一度は失った黄泉との日々は幸せでもある。話がかなり大きくなってきた。

2017/09/17

[八岐]

いや素晴らしい！　神楽の記憶喪失をこう使ってくるとは。かつて一番つらい時、誰の助けも得られず自らの手を血で濡らさなければならなかった神楽。あの黄泉を喪おうという絶望が再び神楽の前に聳えようと、今回は、今度こそは神楽を絶望の淵から救ってくれるヒーローがそばにいる。あの時、黄泉と同じ末路を辿るはずだった神楽を守り抜いてくれたあの男が。喪った記憶がよみがえり、此処に神楽のヒーロー見参す。やっべえ、剣ちゃんが激烈にカッコいい！！

2009/08/24