内容説明
大好きなバンドのメンバーを巡って、友達との関係を壊してしまったえり。だけど、ある出来事から3人は仲直りする。うんざりする日々への憤り、セックスへの興味と不安、そして「大人」たちへの反発。3人は家出同然で東京に向かう。まだ本当の「恋」さえ知らない少女たちの、ヒリヒリするような青春小説。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しば
6
読み始めたら止まらない。勢い。どんどん汚されていくんだ。 えりの母の事がすごく怖くて嫌いだったけれどなんとか平気になった。自分の家でも似たような事があったなぁと思いながら。 菊池さんはすごく嫌い2015/01/25
あまりりす
6
主人公、嫌な女になっちゃいましたねぇ。。。やりたいことがないって、やっぱりしんどいね。転がり落ちるのがあっという間だもんね…苦労人な感じのノリコがストッパーになるのかと思ってたんだけどね、一緒に転がり落ちちゃうんだぁ…最後はどうなるのかな、さて、ラストへ!2013/07/20
YH
6
1巻ではえりの母親が理解のない事についてちょっとムカついたり、でも何となく母親の気持ちもわかったりという感じだったが、この巻では両親共にえりに理解を示し、受け入れていい親子関係を築いている。だから逆に、東京で自分自身を嫌いになるような生活をしているえりに腹が立つ。2009/08/19
夜兎
4
彼女達が今の狙いギャだったら、ネットで晒されて叩かれているのだろうな…。ヴィジュアル系に限らないけれども、ジャニ●ズやA●B、お笑い、韓流…。追っかけの対象となるものに、何故個人的な「繋がり」を求めるのかが理解できない。それが自分のステータスになるものでもないし、色々ゴシップがある事を知った上で好きでいる方が幸せな気がしてしまう。何事も盲目は宜しくない。…とはいえ、東京在住で十代からバンギャだったら、彼女達になっていたかも。2013/02/10
SHINOBU
4
感情移入ハンパない。90年代の『あの頃』既に彼女たちより多少は年をくってた自分が、えりの側にいてやれたら、もう少し上手い大人の出し抜き方を教えてやれたのに!とマジで思ってしまう。実際には私自身も相当ボロボロで、他者に手を差し伸べる余裕なんかなかったが(今もか(^^;))。とにかくあの頃に凍える真駒内や狸小路や月寒や大通・すすきので彷徨っていた皆は、間違いなく『戦友』だった。2012/03/13
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