内容説明
皇太子が即位し、雅子妃が皇后となる日が必ず来る。その前に、立ち止まって考えたい。天皇の小学校以来の同級生である著者が世に問う。美智子皇后とともに「象徴天皇」の道を歩んできた現天皇。お二人が受け継いできた伝統と戦後に築いてきた新たな公務を、近代の皇室や世界の王権の歴史の中でたどる。そのうえで皇太子と、現在闘病中の雅子妃のとるべき「三つの選択肢」を示す衝撃の書。
目次
第1章 平成皇室と国民
第2章 東宮家の軌跡
第3章 明仁の「東宮」
第4章 平成の天皇
第5章 王権の試練
第6章 近代の皇室
第7章 東宮家の選択肢