出版社内容情報
真実を疑え。SPEC映画化!完全ノベライズ!
海上のクルーザーでミイラ化した多数の死体がみつかる。これはスペックホルダーから当麻と瀬文への新たな挑戦状だった。新たに巻き起こる終わりなき死闘……待望の映画化!完全ノベライズ!
内容説明
スペックホルダーたちによるミイラ事件が起き、当麻と瀬文が捜査に乗り出した。一方、瀬文の元カノ、公安部・青池里子は美鈴の取り調べを。美鈴はスペックで重要機密を知ったのだ。そんな時、ニノマエが当麻の前に現れ手を組もうと誘う。当麻は断るが、ニノマエは凶暴化し、里子の子どもと警視総監を捕らえてしまう。当麻と瀬文の新たな闘いが幕を開けた…。大ヒットドラマが待望の映画化!完全ノベライズ。
著者等紹介
西荻弓絵[ニシオギユミエ]
東京都生まれ。脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魔王
39
ニノマエ編が終了って感じでしょうか。映画だとニノマエを理解するのが難しかったですが文章だと整理しやすいです。映画のため映像に力が入っておりそれを表現するのは難しいのだろうなと思いました。けれども瀬文と当麻の信頼を深める内容が加筆されていてよかったです。2016/01/17
チャコ
28
文章だけだといまいち把握しにくいシーンがちらほら。やっぱり映像で見なきゃなぁと何度目になるか分からない感想を持ちました笑。でも映画のノベライズにしては、情報量が少ないのかなとも思ったり…映画を見たこと無い人でも、一定のレベルで楽しめるように書かれてないとダメなんじゃないかなと。しかし瀬文と当麻の距離感もどんどん良くなっていくし、スペックホルダーたちの戦いも終息に向かってたと思いきや、新たな登場人物や謎も出てきて次が早くも気になります。2014/02/20
吉田あや
23
ファティマ第三の預言の刻を迎えた世界。瀬文さんの元カノにして内閣情報調査室(CIRO)の特務班の里子と底知れぬ力を持つ娘の潤。白い繭の中で増殖するニノマエ。無数の白いシーツ、月の光を集めたように光る爪、綻ぶ口元。当麻の光る左手と暗黒の冥界へ繋がる目。ソロモンの鍵が目覚める刻、左手に火の剣を持つのは…。人類がかつて遭遇したことのない残酷な黙示録。神の罰ではなく、正しき道への導きだとすれば。。。冷泉の「あなたたちには輝く未来が見える」を信じたい。2013/10/19
pon
22
いよいよもって、文章だけではもう限界な感じ。これは映像を見てない人にはちんぷんかんぷんなんじゃないだろうか。私は映画館で見たので、その時の記憶を辿りつつ補完。ドラマから始まったSPECシリーズの中で、この「天」が一番私の好みではない作品。青池の登場で、ちらっと、ほんの少し、瀬文と当麻の間に男女的な感情が見えてしまったり(当麻サイドだけ?)、伊藤くんのキャラとかもちょっと余計かなーと思ってしまう。ストーリーは好きなので、キャラ配置がもう一息!という感じ。あー、でもやっぱり映像は見たくなります(笑)。2014/08/12
manamin
22
映画の復習に読みました!また観たくなった。早くBlu-rayにならないかなぁ♪2012/05/11