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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】庵からの手紙を待つハナ。そんなハナに想いを寄せる壬生の若様・直輔の積極的なアプローチにハナの気持ちは揺れ動く…。そんな時、庵が京都に帰って来て…!? 一方、雛の妊娠に喜ぶ福家堂。だが雛は素直に喜べなくて…。福家堂三姉妹物語、感動の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんちゃん
23
京都の老舗和菓子屋、福家堂の三姉妹のお話。跡継ぎにと育てられた長女の雛、自由奔放な次女あられ、三女のハナ目線で語られるお話はそれぞれの恋愛や老舗のしきたりなど絡められ、とても面白く読めた。三姉妹も福家堂も幸せになって良かった。新しいシリーズも始まったみたいなのでまた読みたい。2016/08/26
ちえ
3
完結。ハナの恋。壬生くん、なんて残念なんだろ。やっぱり庵くんか~。でも、本当に自分の好きな人と一緒になるのがいいよね。そういう意味では、この三姉妹はみんな、自分の好きな人と一緒になれた。月日は流れて、雛とあられは母親になって…。「人は親になると子どもだった時のことを忘れてしまう」そうなのかもな~。で、親の気持ちがわかるようになるんだよね…。でも、子どもの気持ちにも、気づいてあげてほしいなぁ。2017/02/19
すの
3
京都名門和菓子家の三姉妹の物語。三人姉妹ひとりひとりが丁寧に、そして京都のいわゆる旧家のしきたりが細やかに描かれた名品。ただ末の妹の話が不完全燃焼。そこが惜しい。美味しい和菓子が食べたくなります。たぶん書き下ろし(?)のカバーイラストの絵柄が随分変化(成長?)していて本編とのギャップを感じたのも事実。2009/09/25
sa-ki
3
納まるべきところに納まったって感じ。最終話の髪型がちょっぴりショック。2009/05/15
nagaishi
2
回り回って旋回して、ようやくハナのターン、と思ったら最終巻。んー、もっとエピソード的には語れたような、少し食べたりない残念さがある。ハナ視点による子育てについてが、喉元過ぎれば人ってこういうもの、とも読めなくはないんだけど、これまで描いてきたお話のラインや筆者の力量考えると、空恐ろしい描写に感じた。もしくはあまりああいう終わらせ方に納得いってない感じが出ちゃってるのか、知らないけど。だってせっかくレールを降りた雛なのに、あんな言い方はないのかなぁと思った。2010/12/02