ライフ(20)

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ライフ(20)

  • 著者名:すえのぶけいこ【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063416176

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内容説明

イジメなんかに負けないで、私は光になりたい。誰かに笑顔をあげられるような。そして今日を、明日からを――。歩いていく!! 愛海(まなみ)の犯行が明るみに出てから、明るい未来が待っているとばかり思っていた歩(あゆむ)に、未来(ミキ)との辛(つら)い別れが。しかし、自分たちが選んだ道を歩む覚悟を決めた少女たちは、まっすぐ前を見て進みはじめた――。衝撃と感動のリアル、ついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十六夜(いざよい)

10
最後にバタバタと都合よく片付いてしまった感はあるが、難しいテーマを扱った深い作品。自分の学生時代は随分昔なので嫌な事もとうに忘れてしまったが、自分の娘がもし同じ様な目にあったら…と考えずにはいられなかった。最後に愛海を始め先生たちや佐田、歩のいじめに関わった様々な人達のその後の様子も面白かった。歩と羽鳥にはまた再会して欲しいな。2014/04/20

ぴよ子

2
救われる結末だった。この本の場合はクラス全体、学校全体でいじめが大々的に行われていたのでこういう結果になったと思うけど、だいたいのいじめはみんなが知らないところで行われている。自分の時もそうだった。相談もできないし、ただつらい日々だった。20歳を越えて、あるいじめをしてた女の子から年賀状であの時はいじめてごめんねと書かれたはがきが来た。これは新たな嫌がらせかな?って思ったわ。2017/07/20

2
現実味はないが、なかなかスケールが大きくて面白かった。いじめ問題はいつになっても無くならない難しい問題だ...2014/10/23

赤ずきんちゃん

1
おぉーぅ、やっと完結。終わりまできました。バタバタとまとめられちゃった気がしないでもないけれど、とりあえずハッピーエンドでよかった。マナ、一応まともになるんだよね!? でもやっぱり変だわ(^^;2015/09/20

路傍の石

1
女ってこういうのが好きだよねぇとか、売れんがためにこんなセンセーショナルな内容にしてるんでしょ、ってシリーズの最初は思っていた。でも、歩が戦うことを決めたところらへんから、もう話にぐいぐい引き込まれて、この作品に込められた情熱をはっきりと感じるようになった。極端な描写はたくさんあったかもしれないけど、たぶん作者が登場人物達と「いじめ」について真剣に向き合っているから、違和感なく読み進められた。歩と未来の友情も終始好ましく、ちょっぴり妬ましいものだった。2015/10/31

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