文春文庫<br> ありふれた風景画

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文春文庫
ありふれた風景画

  • 著者名:あさのあつこ
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • 【kinoppy】文藝春秋 電書の森フェア2021 ポイント40倍!(~9/30まで)
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  • ISBN:9784167722036
  • NDC分類:913.6

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内容説明

高2の琉璃は「ウリをやっている」という噂を流され、上級生に絡まれていたところを美少女・綾目周子に助けられる。周子もまた、動物や自然の声と対話ができるという特異な能力をもつために、周囲から浮いた存在だった。2人は魅かれあい、互いをかけがえのない存在として純粋に求めていくが――。親、姉妹、異性…一筋縄ではいかない関係性に悩む10代女子の、脆くてフキゲンな日常。大ヒット「バッテリー」シリーズのあさのあつこが贈る、瑞々しい青春小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

66
自分の嗜好を恐れ孤立する少女、動物や植物の声を聞くことのできる美しいひと、年上のひとを本気で愛し失った少年。如何様にでも激しくできる設定を、あえて起伏を抑え激しさを秘めた微妙な距離感の描写が見事。『たいへんよくできました』。特殊な要素で孤独感や苛立ちを強めてはいるけれど、根底にあるのは十代らしい自分自身への迷いや苛立ち、まさに解説にある「思春期の人々は、ふきげんです。」。穏やかに救われる結末にはなっているけれど、彼女たちはこの先も傷つきもがいてゆくのだろう。でもその度にわかりあってもゆくのですよ。2015/02/21

ゆゆ

35
あさのあつこ作品は『バッテリー』しか読んだことがなく、また予備知識なく読んだのでこういう展開になると思いもせず…ちょっと驚いたまま読み終えてしまったという感じ。嫌悪するつもりはないけど、想像すらできない世界なので、そうなんだ、なるほど…といった感想しか抱くことができなくてちょっと申し訳ない気持ち?になってしまった。10代の中高生たちの心の内は、見かけだけでは計り知れないなと改めて感じた。きっと20代やそれ以降の大人たちよりもずっとずっと奥が深いと思う。そのことを心に留めて…10代の我が子達と向き合いたい。2016/10/26

i-miya

33
2011.11.29 あさのあつこ著。 (カバー) ウリやってると絡まれた琉璃、助けた周子。同じ浮いた存在同士。親、姉妹、異性・・・。不器用でまっすぐ。出会いと別離。みずみずしく。(あさのあつこ) 1954、岡山生まれ、青山学院大学文学部卒業。2011/11/29

hrmt

32
思いもかけずの初百合もの(こう言っていいのかどうかわからないけど)でした(^^;;10代の繊細な透明感とでもいうのでしょうか、周囲から浮きまくっている2人の、お互いを求める真摯な声が率直で美しいと感じます。男女のそれは、早々に肉体への欲望に絡め取られてしまいがちだけれど、同性の相手に対する好意はより精神的充足が大きな割合を占めるから?男であれ女であれ、自分以外の誰かに心から魅かれて真剣に求める。誰かを想って自分の人としての成長が促される。それってとても素敵な事よね〜と、汚れちまったオバさんは思うのでした。2016/10/25

琉愛

31
不器用でも恋をして、本気で好きになったけれど、相手は自分のことを心から愛してくれていたわけではなかったという内容の文章がとても刺さる。…ありふれているかな?と思いましたが、どこか私にも心当たりのある、なんだか懐かしい感じがしました。ひとつひとつの動作の表現がとても美しくて好きです。2017/09/30

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