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内容説明
手塚治虫文化賞短編賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞ダブル受賞の本作、待望の第3巻! 2008年冬にはめでたく映画化、大好評を博しました。この第3巻も相変わらず喜怒哀楽てんこ盛り。大阪のおっさん、おじょうちゃんらがエエ味出してます。それどころか凄味増量で鳥肌が立つようなエピソードもそこかしこに。とっても満足させてくれる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
12
3巻はちょっと悲しい話が多かったね。2016/02/11
アイアイ
9
クズで金を奪っていく身内、麻痺が残った性格破綻者の介護、殺人未遂とヘビーな物語ばかり。苛めっ子だと思っていたユウくん実は良い子であった。ネグレストを受けて愛情に異常に執着する19歳のキャバ譲アリサとあいの探偵のおじさんの話はゾッとした生々しさと悲しさがある。大阪住んでるけど、てんご=いたずら、の方言は初めて知った。▽図書館2015/08/24
とんかつラバー
8
これまでも決して軽くない話ばかりだったけど、忍者の兄妹の話はダメだった…。妹の稼いだ金を奪い取るのはまだいい(ダメだけど)それでその金をギャンブルや女につぎ込むならまあ分かる(いや最低と思うけど)この兄、ダメ人間とかじゃなくて精神病院送りにしないといけない人種なんよ。明らかに異常なのに母親も兄の味方してるし、こういう感覚が麻痺した環境が恐ろしすぎる。2022/10/08
ぐうぐう
8
『大阪ハムレット』の魅力は、ずばりタイトルに表れていると思う。大阪という独特の空間、そこでしか感じることのできない情と毒から生まれる悲喜劇が、ここには描かれている。 この私達の隣人達の、せつなくも滑稽な物語は、ささやかであるがゆえ、私達の頬を緩ませ、瞳を潤ませる。2009/03/16
nonicchi
7
これまたそこはかとなくしんどくって、それでいて人間味ある話が多いなあ。個人的には「あいの探偵」のおっちゃんの「人の情け、信じたかったんや」が何とも言えず胸をしめつけられます。このおっちゃんいいわ~。2017/09/30