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内容説明
櫻子(さくらこ)の策略に嵌り、蒼磨(そうま)の懊悩に踏み入ってしまった正崇(まさたか)。無条件の信頼を自分に寄せていた正崇に特別な情愛を抱き始めていた蒼磨は、正崇の激しい拒絶に遭い、遂に彼を蹂躙してしまう。蒼磨の元から、そして斎木家からもなんとか逃げようとする正崇だが、境遇が、そして運命がそれを許さず――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ@いつも心に太陽を!
39
ドロドロしてるし、かなり痛い描写もいくつかあるので読むのになかなかの精神力を使うこの『櫻狩り』だが、なんかものっすごい大きな流れに自分も巻き込まれているかのように引き込まれて読んでしまいあっという間に読了。櫻子はなんなの?真実はどこにあるの?蒼磨がなんだかもう放っておけない感じになってきて「正崇そばにいてやれよー」とか思っちゃう。あとがきにも書かれていたが、作者が真剣に描いてることはとてもよく伝わる作品。読みごたえあり!!2013/04/21
ちゃりんこママ
30
練り上げただろうネーム、構図、素晴らしいです。白い櫻子さんがぞっとするほど綺麗。何がどうと言うより、眺めて楽しむべきでしょう。2017/04/26
ムック
17
あまりの展開に読み進めるのが苦しいのに何故かページをめくる手が止まらない。どんどん沈んでいく田神がかわいそうなのだけど蒼磨の不器用さももどかしすぎて・・。蒼磨が折り目をつけた百人一首を田神が読むシーンが切なすぎた。2011/02/07
Tommy
10
光の速さで上巻から中巻へ。もう、正崇と蒼磨のドキュメンタリーを見ているかの様。櫻子が怖過ぎ!葛城ヤバ過ぎ!と色んな気持ちになって途中で胃がアイタタになりましたが、正崇と蒼磨の行方を確かめに下巻を読まなければ。2013/01/09
貝殻
9
は〜〜〜素晴らしき官能。作者様も描いてて気分が悪くなるほどの気迫みたいなものがひしひしと伝わってきて、このずっしりとした読了感が味わえる喜びよ…。愛と憎しみ…そして褌いいね…。明日で再読も終了かと思うとなんだか勿体無いな。2019/10/25