内容説明
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福島県会津地方の田子倉ダム湖畔で、大手ゼネコン鹿田建設の副社長・薗田幸四郎が他殺死体となって発見された。大和新聞会津若松支局に出向中の宮沢賢一郎は、薗田が疲弊する地方ゼネコンの実態を見かね業界の構造改革に着手、守旧派と対立していたことを知る。薗田の事件が解決せぬまま、さらに鹿田建設の経営企画部長・保科護が姿を消した。保科の先祖はかつて会津を治めた名奉行だという。宮沢は、誇り高い会津人の気質と事件が関連していることに気づき調査に乗り出す。歌謡曲と麺を愛する地方記者の活躍を描く新・旅情ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
88
みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎その1。確かに数回は食事のシーンあったけどタイトルにするほどの麺食い?。旅情ミステリーって事なのでこれからいろんな土地で活躍するのかな?。2018/07/04
イケメンつんちゃ
50
クロワデュノール 来年のクラシック戦線に踊りでる 「君は薔薇より美しい」 やっぱ布施明でしょう ラ・ムー少し笑えた つんちゃんファミリー毎年恒例 正月菓子の買い付けに栄町へ出向く 待つ並ぶが大キライ たぶん前読んだ作品と 違う違うそうじゃない たいへん面白かった 犯人捜しは分かりやすい 読みやすいのでドキドキしてください トリックを解きながら 年越しそばをすする 次へステップ 今年もあとわずか 来年の目標はズバリ 「無事故完走」 わたしとレガレイラの祈り お互いに骨を折ること無いように フォーエバーヤング2024/12/30
雅
47
二時間ドラマのようなタイトルだけどしっかり社会派ミステリー。地方経済は建設と人脈が全てですね2019/07/29
あやの
36
会津のことがたくさん載ってそうだし、かるーく読めるかと思ったのだが、何だか時間がかかってしまった。それほど麺を食べてない気もするが。相場さんの初期の作品なのかな?底も浅く(笑)、強引な分かりやすい展開で(笑笑)、他の方のレビューにもあったように二時間ドラマにぴったりな感じだった。これが「共震」とリンクしている作品だったかな?社会派として名作を生み出していく相場さんの初期だと思うと感慨深いかも。2018/04/07
竹園和明
32
火サスのようなタイトル。しかしそこはさすが相場英雄。建設業界の闇を告発するメインテーマが横たわっていた。会津という義理と恩が何より優先される地域で起こった、大手ゼネコン幹部の殺害事件。業界の改革を目論んだ被害者を葬ったのはどんな意図を持った何者なのか。そして事件を長引かせる事に加担した人物とは。建設業界とりわけ土木の世界の役所と業者の癒着的な関係は、大なり小なりどこにでも存在する。その異様な結びつきの正否を、改革を起こさんとしたゼネコン幹部を登場させて会津の土地柄に落とし込んだ発想がアッパレ。面白かった。2016/12/02
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