内容説明
日本の命運をかけた紅白歌合戦の決着は!?
東京タワーのてっぺんに突き刺さった人間の死体……。警察庁特命刑事・間暮誠は、その光景を一目見るなり呟(つぶや)いた。
――「見立て殺人です」
事件はそれだけに留(とど)まらない。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で発生した21の奇天烈(きてれつ)な殺人事件。その一方、治安を乱す元凶として日本中から次々に消されていく歌謡曲。見え隠れするのは謎(なぞ)の集団「ブラックローレライ」の影……。「歌う警部マグレ」シリーズ第3弾。初の長編の舞台となるのは、なんと“紅白歌合戦”! 歌謡史に残る数々の名曲が事件の謎を解き明かし、勝敗の行方が日本中の命運を左右する!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
18
シリーズ第3弾。本当に紅白歌合戦してしまうとは…(汗 『みなとみらいで捕まえて』であったYMCA事件までからんでくるとは…。今までなんとなく怪しんでた人以外にも色々あったりと驚きも。これで間暮警部ともお別れかと思うと寂し…そうか!?もうわからんw2020/06/30
gonta19
18
2009/1/10 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。 2012/5/11~5/12 マグレ警部シリーズの第三弾。 いやいや、バカミスもここに極まれり、という感じ。ブラックローレライとマグレ警部の歌合戦による全面戦争。そうきたか~。鯨さんの作品を読むといつも思うが、良くもまあこんなことを考えるものだ、と感心する。こういうのは嫌いな人は嫌いだろうな。 マグレ警部シリーズはこれで終わってしまうのだろうか。2012/05/12
たこやき
7
ここまで来ると、もう脱帽するしかない。シリーズ3作も引っ張って、その真相がこれかい!!(褒め言葉として)2009/08/12
mustang
6
世間的にはなかなか評価を得づらい莫迦ミスと思うが、鯨さんの得意分野の豆知識が詰め込まれた、ある意味真骨頂とも言える莫迦ミス(やっぱり?)として高く評価します。2011/08/31
佐伯りょう
5
間暮警部シリーズをこよなく愛す。ハチャメチャと昭和の歌謡曲をミックスするさじ加減がたまらなく冴えている。たぶんこのシリーズはこれで終わりなんだろうなあ……。 鯨統一郎作品との最初の出会いは、『みなとみらいで捕まえて-ヨコハマ名探偵物語-』だった。一目惚れした。以来、彼のオッカケになった。鯨氏のタガの外れたミステリーは、中毒になる。2009/06/07
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